第17回女性芸術劇場『光をあつめて』ドーンセンター7階ホール
2012年 03月 23日
政治や行政の話題をネットで仄聞するのだが(新聞は、妻がこんなんがあったよって配達される京都新聞の記事を教えてくれるぐらい)、橋下維新の動きや広域被災瓦礫処理の全国賛同論など、表現・言論の自由はじめとする基本的人権意識などの衰退と全体主義的な画一的などす黒い高揚感がひしひしと感じられるばかりで、心は塞ぐばかりだ。
山科急行で大学へ。直通が少なくなって大宅中学校前で降りて坂を上る。
15時に待ち合わせしていた学生が遅れたがようやく来て、面談。2名は終わったので、あと1名だ。
必修科目を落とすとあとで取ろうとしても科目が変わったりするので、教務に電話して解決できたが、フォローが必要だなあとつくづく。
彼がなんとかあと1年で単位をとり卒業研究もできるようになれば、それ以外のみんなも大丈夫(あと一人少し心配なゼミ生もいるが)だろう。昼夜逆転をどう変えるのか。それと、連絡が取れなくなることも課題だなあ・・・
夜は、第17回女性芸術劇場『光をあつめて』ドーンセンター7階ホール。大学から16:42の山急バス。ただ、鳥羽街道駅の降り場が変わってしばしとまどう。
演出:深津篤史、脚本:高橋恵。大勢の俳優さん。プロデュース公演。ホールが広すぎるので、小劇場演劇の人たちとしては、むずかしい感じかも。
でも、実在した山沢栄子さん(1999年大阪生まれ、パイオニアの女性写真家、1995年逝去、享年96歳!)って、知らなかったし、すごい生き方と写真についての深い考え方を持った人だったなあと感心する。
1階に、彼女のポスターあり。明るく知性的なものだったな。