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『宮中雅楽』宮内庁式部職楽部 DVD

6/28(木)
近大ではじめて、伝統芸能90分解説をやってみた。
というのは、雅楽のDVDを手に入れたからだ。
『宮中雅楽』宮内庁式部職楽部、発売元:Old Sea。

いやあ、忙しかった。能楽は、能と狂言に分けて説明しなくちゃいけないし、文楽にはどうしても大阪の学生が多いこともあって、時間をかけることになるし。
といことで、歌舞伎は、阪東玉三郎の阿古屋をちらりと見せたところでお時間となる。

小学校や中学校で授業として強制されて文楽を見たが、まったく、寝ていて無駄だったというコメントがちらほらあって、でも、見ないよりはましだろうけれど、そのあとのフォローとか見せ方があるかも知れないなあ、それに、伝統芸能へのアクセスってかなり難しいということを、学校の先生たちは真剣に考えるイトマはないだろうから、これは、専門のNPO的な伝統芸能普及プログラム企画がいるように思う。

それにしても、ヒップホップダンスになってしまうダンスの必修化よりも、伝統芸能体験を必修化したらよかったのになあと思う今日この頃だ。ヒップホップダンスは、授業にしなくても好きでやるわけで、受講生がいまは少しむずかしいけれど、やっておいてよかった、見聞してよかったものを価値財として提供するのが教育なのであるからして・・・

僕の戦略は、映画『歓喜の歌』⇒創作落語⇒古典落語⇒講談・狂言⇒伝統芸能という流れ。


いま作成中の論文に付け加えた文章。
 「営み」の語源説の一つを先に述べたように、ぼんやりしないで仕事するという意味(ビジネスに通じるもの)がある。しかしながら、「生の営み」のように、より根源的な精神的物質的活動を運命として引き受けるときにも使うこともある。芸術の営みもまた、現実的に公共私企業を問わない広い意味のビジネス営為として、明示されたミッションからビジョンを展開しマーケティングを行うような「計画し実施する」マネジメント活動を示すとともに、芸術そのものがもつ人間の生の奥底をえぐる力を発揮させるという意味での「営み」をも含むことになるのではないかと思っている。
 他方、漢字の「営」の語源は、「宮」という部屋の多い屋敷の周囲に篝火を巡らせた様を表しているとされており(鎌田正等『新板漢字林』大修館書店、1994年、p321)、戦陣の様子であったということである。したがって、陣営、野営、屯営、兵営など戦争に関わる熟語が多く、「営」という漢字もまた、戦略や戦術などの用語とともに、経済「戦争」としての経営、政治「抗争」の布陣=陣営、行政運営(⇒国公営)などに広く転用されていく。

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by kogure613 | 2012-06-28 23:37 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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