想田和弘『精神病とモザイク~タブーの世界にカメラを向ける』
2012年 07月 24日
想田和弘『精神病とモザイク~タブーの世界にカメラを向ける』(中央法規、2009年)を読み終えて、同じく想田さんの『なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか』(講談社現代新書、2011年)を読み始めている。
前者は、映画を見ているのでその過程が判ってすごく面白く、後半部分、特典映像と同じ対話もあるが、逆に理解が深まっていく。
斎藤環さんと想田さんとの対話のなかで、人薬のはなしが出ていて、斉藤さんが、「我われにできるのは有意義な出会いを起こりやすい方向付けと環境設定までなのです」というところを読んで、これって、芸術との出会いのアレンジとしての芸術営にもそのまま当てはまることだなあと思ったりもした。
職場に「滋賀の荒川さんという人から電話がかかっています」と、総務課の職員から電話があり、なんだろう、マンション販売だったらいやだなと思ったら、昨年から副知事になっていたという荒川君だった。
山科で京都橘大学のポスターを見て思いついたらしい。ポスターも役立つなw。偶然、理事長とNO-MAにいったばかりだというのが面白かった。糸賀一雄記念賞第11回音楽祭のことは知らなかったので、よろしくっていっておく。前任者は米田君だったそうで、彼も僕の国土庁のときの後任だったわけで、僕をよく知っている副知事が二代続いているんだな。