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木下恵介監督映画に携わった撮影監督の楠田裕之さんの話を聴く

8/20(月)
今年も自宅の空調は稼働しなかった。
冬は暖房を使うのだが、冷房がいらないのは、男山の近くだからだろうか。
それにしても今年は雷が多く、気温もずいぶん上がった。
原子力によるエネルギーづくりはもうお仕舞いにしなくてはいけないが、廃炉のことを考えると頭が痛い。なんとか技術開発をエネルギー開発とともに、後ろ向きの始末へと向かわせねばならない。

家でのんびり、すこし原稿書きや読書や・・・
DVDの木下恵介第三集の特典映像に、「日本映画撮影監督列伝楠田裕之編」というのが入ってあって、木下監督の映画を『陸軍』以外はすべてとったという撮影監督の話が実に味わい深く、また、木下恵介監督の何気ないカメラワークのスムーズさの優れたところを教えてくれる。音楽が弟さんであったり、この時代までは、映画会社のなかに監督中心の映画制作団が複数ある様子が判る。

映画というジャンルの芸術団研究というのも昔のところからいまに至るまで研究する余地が大きい気がする。とりわけ、技術スタッフと俳優さんとの関係などもあるし、編集や広告のあり方も興味深い。

録画していただいぶん前の放送の金剛流の『自然居士』(1/28,NHK放送)。宇髙通成さんのシテ。金剛能楽堂だ。観阿弥の作ということで、複式夢幻能の形ではなく、芸つくしのところが、古式な感じもするが、どこか劇的所作があって、また面白い作品だなと久しぶりに見て思う。
by kogure613 | 2012-08-20 23:41 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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