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尾藤正英『日本文化の歴史』& しゃぼりけーしょん

5/21(火)
2限目。
大学院のアーツマネジメントⅠ。院生以外の参加をまた呼びかけねばねえ。
でも、3名来たので、よかったかも。
琵琶楽は、文化芸術振興基本法の第10条なのか第11条なのか。

クラブ(風営法上は[ナイトクラブ]かな)のマネジメントは芸術営であり、クラブという芸術場の運営者は、芸営者(アーツマネージャー)であるわけだが、劇場・音楽堂等の活性化に関する法における「劇場・音楽堂等」の定義(第2条第1項)には、クラブやキャバレー、それに、ストリップ劇場がわざわざ除かれている。

どうして、そういう排除規定をおいたのか?すこしだけ興味がある。何らかの規制をこの劇場法でもしようとしていたのかどうか?

12:30~16:30まで、現代ビジネス学会主催で、しゃぼりけーしょんをするというので、シャボン玉をひたすら吹く。確かに気持ちがいい。二本、三本一緒に吹くと、分子模型のような形になる。これが、なかなか思い通りにはいかないのが面白い。
主催者のおーくんの写真アップされた!
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尾藤正英『日本文化の歴史』(岩波新書668,2000年)を読み終える。
明治維新における欧米制度の導入が、日本の文化伝統をいかに変質させたか。「お上」に弱い日本人は、とりわけ、昭和10年の天皇機関説事件を画期として、天皇の権力を絶対視し敗戦に至るなかで生まれ、それが、いまに至っている(戦時中の官僚機構や記者クラブ、源泉徴収制度など数多あり)ことが指摘されている。

あと、おお、と思ったのは、明治維新で神道が国家神道化されたために、権威だけになって形骸化し、そのために、新興宗教群が生まれたという件はじつに説得的だった。

<(国家神道になったために)厳粛で近寄りがたく、宗教的な内容に乏しい存在になったのである。そこで、国家に奪われた神信仰本来のものを求める心に基いて、さまざまな新宗教、新興宗教が起こることになったと考えられる。>(p223)
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by kogure613 | 2013-05-21 23:56 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

こぐれのぶお・小暮宣雄 写真は春江おばあちゃんと・サボテンの花嬉しく 


by kogurenob
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