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三浦文夫『少女時代と日本の音楽生態系』&ハワード・ホークス監督『エル・ドラド』

7/17(水)
文化プロデュース入門Ⅰの最終回。
ゲストに、8/2から阿倍野ではじまるTACTPLAYPARKの紹介とボランティア募集に近藤さんが来られて熱心に話され、Ⅰ回生のうち数人は参加しようと思ったようでよかった。

小津安二郎映画だけで昔の日本映画の特質を代表させるとまずいので、最後に、溝口健二の『祇園の姉妹』(1936)を見せた。カメラがよく回ったり移動したりするからだが、どうも音声が大きな教室では聞き取りづらくて、だったら、『東京物語』と同年の『祇園囃子』のほうを見せたらよかったなあとちょっと悔やむ。

あとは、校務。
帰って、ハワード・ホークス監督『エル・ドラド』(1966年、126分)を楽しむ。
ジョン・ウェイン、ロバート・ミッチャム、ジェームズ・カーン、シャーリン・ホルト・・・

三浦文夫『少女時代と日本の音楽生態系』(日経プレミアシリーズ、2012年)を読んでいる。

http://agora-web.jp/archives/1521727.html

少女時代の後ノリ的感覚、イ・スマン(李秀満、1952年ソウル生)⇒SMエンタテインメント。
p157
<2011年11月に訪韓したグーグルのエリック・シュミット会長は、イ・ミョンバク大統領と会談し、YouTubeにKPOP専用チャンネルを作ることを約束した>

p235-6
<…デジタルに関しても、アルバム単位であれば、そのアーティストを支援しているという意識が働く。けれども、曲単位のダウンロードやストリーミングサービスとなると、単なる商品購入という側面が強くなってしまう。

< そこで、音源を自分のためだけに購入するのではなく、ソーシャル・ネットワークを介して、シェアするというオプションを設けてはどうだろう。たとえば、あるアーティストや楽曲が気に入った場合、通常より高い料金を支払うことにより、友達もその楽曲を聞くことができるようにするのである。そうすれば、恋人に自分の選んだプレイリストをプレゼントするといったことも可能になる。つまり、そのアーティスト、楽曲のパトロンであることを明確に表明できるようにするのである。
・・・
< テレビとカラオケが主のメディア環境の中では、ソーシャルネットワークは多様性の確保ではなく、むしろ特定の楽曲情報だけを増幅することになりかねない。そこで、オンラインラジオなど、新しい楽曲に出会う機会を提供するサービスの充実も同時に求められる。>
by kogure613 | 2013-07-17 23:17 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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