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コンパクトイベント方策、あるいは、減催論について。

11/29(金)
風強いがいい天気の晩秋の一日。
まちおこし的イベントの功罪を一般的に最近よく思う。
行政主導では表面的なもの、つまり、グルメやゆるキャラや灯りイベント、ライトアップにアニメ観光など、現状肯定のうすっぺらなものしかできない。本当に困っていること、ひと、おかしなことの放置などに取り組むことからの逃避にもなりかねず・・
これは、もっと突っ込んで自治や若者の政治意識アップに取り組むべきじゃないかと思うからだろうが。

夜は、12/1に関わることなどの都市政策研究会、大学コンソーシアム京都5階。
ふと、知事賞とか市長賞とかいうネーミングをいつか問題化すべきかもなあと口に出さずに思う。

天皇賞がそのもっとも典型的なものだが、この前、人権作文の関係で総理大臣賞というのが紹介されていて、その政治性に唖然としたこともあって・・・
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131128t13005.htm より引用
<法務省は28日付で、人権問題をテーマにした第33回全国中学生人権作文コンテストの入賞作品を発表した。最優秀の内閣総理大臣賞には大崎市の宮城県古川黎明中3年大沼逸美(いいみ)君(14)=宮城県大崎市=の「それでも僕は桃を買う」が選ばれた。
 大沼君は夏休みの家族旅行中に福島県内で、福島産の桃を欲しいとせがむ子に母親が「駄目」と説き伏せる姿を見た。その出来事から、自分がかつて、中国籍であることを理由に友人から「黙れ、中国人」と差別されたことを思い出したという。
 作文は、見掛けた母親が「だって福島産だよ」と言った言葉と、自分が投げ掛けられた言葉を重ね合わせて差別について考え、差別をなくすことの大切さを訴えた。
 大沼君は「まさか全国で1位とは驚いた。うれしい」と喜ぶ。母子の会話から、自分も福島産のモモに偏見を持っていたことに気付いたという。「よく理解していないのに、偏見や差別はよくない。相手を知る姿勢と思いやる想像力を大切にしよう、と訴えたかった」と笑顔で語った。>

イベントデザイン論は、ポピュラー音楽業界の諸相。
コンサートプロモーターを中心にして。
そのあと、山下洋輔トリオの日比谷野外音楽堂でのライブ視聴。
坂田明さんつながり(糸賀一雄記念賞音楽祭でのしげやんグリープでの演奏を想起させることもあり)。
同じ野音つながりで、ザ・ブルーハーツのラストライブ。
雨の中。モザイクに違和感を持つ学生あり。
残りは、何にしようかと迷いつつ、ラルク・アン・シエルのマディソン・スクエア・ガーデンという選択肢もあったが、BIGBANGの東京ドーム公演2012にしてみた。
K-POPSを忌避するコメントがちらほら。この授業とは関係ないが、政治学などの授業を持っていたらあれこれ思ってしまいそう・・・

キャリアの授業は、明日ミニテスト。自由選択でレポート課題を出していたが、出してきたのは1割弱なので、9割の人にもすこし来週は書いてもらうことをプラスする。
ブラック企業について。我慢するか辞めるかの二者選択を越えて、団結してその組織を変えることだってできるという第三の道を探る授業にしたいと思いつつ、ダンダリン第8話も活用する。


10時半から、第2回山科区まちづくり会議。
一般的な話として、似たようなイベントの同時多発問題に触れた。
新規の企画を考えるときは、それが本当に必要なものなのか、既存イベントの改良でできないか考えてほしいこと、そして、マンネリ化した既存事業を思い切って止める勇気について、思ったことを少し話した。

減災とともに、減催ということばを終わった後に思いつく。
by kogure613 | 2013-11-29 23:42 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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