「第10回滋賀県施設合同企画展 ing・・・~障害のある人の進行形」NO-MA、ジャ・ジャンクー監督『プラットフォーム』

2014/1/25(土)

近江八幡市に残る雪ももう溶けそうな暖かさ。

ボーダレス・アートミュージアムNO-MA「第10回滋賀県施設合同企画展 ing・・・~障害のある人の進行形」へ。

13時半から2回目のギャラリートーク『「はじまり」から広がるアート』。これは実に素敵な企画である(若干、はらはらすることもあるが、それこそ、ナマ=ライブ=ブリュットな世界)。

 

紹介施設と作家さんは、蒲生野会ホームつばさ・小山勉、びわこ学園医療福祉センター野洲・佐藤良市(実演あり)、バンバン・宮本亮(油彩:実演あり)、社会就労センターあおぞら・松井春幸(交換日記は終わったら古紙回収に出してしまう)、わになろう・早藤剛(アートサポートとのコラボでもある)。

 

それぞれの作家さん(施設利用者さんでもある)と、施設スタッフによって、作品の前で作品について、その過程などが紹介される。

顔が見え、なんと、製作実演も2名はしていたし、僕が質問したのだが、どこから描いたかなども教えてもらった。

 

本城直、職人的な映像(蔵)、船橋慶、ミニマム。

そうそう、あとで、小山勉ざんから、楕円形の作品をもらいポケットに入れるというコミュニケーション的アーツを体験できた。

 

以下、参考まで:ギャラリートーク『「はじまり」から広がるアート

第一回 2014111日(土)13:3015:00

紹介施設:かいぜ寮、ひのたに園、みどり園、ぽかぽか、もみじ・あざみ、能登川作業所

第三回2014215日(土)13:3015:00

紹介施設:ウッディ伊香立、湖北まこも、きらり庵、滋賀県立信楽学園、信楽青年寮、八身福祉会

第四回2014222日(土)13:3015:00

紹介施設:滋賀県立近江学園、ステップあップ21、蛍の里、彦根学園、やまなみ工房

 

 

夜は、若者のほろ苦い青春、田舎の民営化する巡回の芸能団を描いた中国映画を堪能した。

ジャ・ジャンクー監督『プラットフォーム』(159分、2000年)。

ジャ・ジャンクー監督の映画は、2011年に、『長江哀歌(ちょうこうエレジー) 』(2006年、http://kogure.exblog.jp/11977411/)と『四川のうた』(2008年、http://kogure.exblog.jp/12467821/)を見ているが、それよりも前の作品。

 

長いがとても興味深い文化大革命よりは少し後(毛沢東が1976年死去)、1979年から1991年までの中国の地方にいる人達を描いた作品。場所は山西省フェンヤンという小さな町。城塁の遺跡のようなものがあり、中日戦争とかと関係があるものか。やはり、ステージ、映画がテレビの上映会があって、興味深い。

 

文工団という社会主義普及の劇団。ミュージカルが中心だが、演奏もする。

その後、自由化のなかで、公営から民営化ということだろう、請負制度ということになって、お金を巡業先からもらって独立することになる。その前の公営というのは、県(中国の県は日本の郡ぐらいの小ささ)営か、あるいは、共産党所属か、どちらだろうとか思いながら観た。

 

同じ社会主義国だったからだろう、当時(1979年)もインド映画は観ることができるが、地方なので、ずいぶんいかがわしいという雰囲気なのは、『ニュー・シネマ・パラダイス』のシチリア島と同じでおかしい。

この芸術団がロックンロールをしたりするのも面白いが、その前に、フラメンコしているところとか、団長がポピュラー音楽もいいという理由を自分で納得させようとやっきなのも面白い。


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by kogure613 | 2014-01-25 22:08 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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