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中村登監督映画『古都』岩下志麻

2014/1/31(金)

原稿を送信した後、映画鑑賞。

生誕100周年とかがあって、再評価されつつあるという中村登監督映画『古都』(川端康成原作、1963年、105分)。『波の塔』しか見ていない。『紀ノ川』は、また見よう。

DVDの箱の裏に「この作品には、一部不適切と思われる表現」とあるが、「片手落ち」がその一つだろうな。

 

二人役する岩下志麻が主演、その後、山口百恵もこの作品をやってそのまま引退したという。

一卵性双生児が育つ環境でどのような文化様式を身に付けるか、その差がもたらす哀しさ。取り違えと幻。還暦を迎えるぐらいになる呉服店社長で父の手の震え、芸者遊び。京都の町中と北山杉の田舎、平安御所や祇園祭、時代祭の紹介。西陣の機織場と室町通の呉服問屋。身分の差、都会と田舎の格差がくっきり。

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今日は、家で、3500字の原稿書きにした。

「アトリエ劇研が地域社会に在るということ」というタイトルで、3つの節に分ける。1)地域文化政策の担い手として、2)閉ざすことと開くことのバランス、3)シニア世代への広がりとまちの物語紡ぎ


by kogure613 | 2014-01-31 21:14 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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