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JCDN『踊りに行くぜ!!』Ⅱ vol.4 京都芸術センター講堂

2014/3/28(金)

9時半から、山科区社会福祉協議会理事会。

大学へ。暖かい。生協オリーブによる新たちばなさんいらっしゃい2日目を準備している。1日目は220名ぐらいだったという。今日は150名余。

編入生の関係や健康診断の日のようだ。こちらは、ゼミの準備。4つぐらいのグループを作ってやってみようと思っている。アクティブラーニング対応。チームビルディングの練習とか、グループ面接、グループディスカッションの予行演習にもなるだろうし。

 

JCDNダンス作品クリエイション&全国巡回プロジェクト『踊りに行くぜ!!』Ⅱ vol.4のフィナーレらしい、京都芸術センター講堂へ。「1年をかけて新作づくりに取り組み、各地でのダンス・イン・レジデンス、巡回公演を経て京都にたどり着いた3つの作品を一挙に上演」ということ。

色々な仕掛け、募集のプロセスがあって、これからの人(森田)とベテラン(黒沢、余越)も混ぜるとか、巡回するために、人数を絞るとか。上演時間が40分前後みたいで、3本を観ると、2時間以上になるのが、いささか大変(とくにダンサーがプロでない場合は)。

 

森田淑子作品『ヤマナイ、ミミナリ』から。当日パンフを観終わってから読み、失語症のところでなるほどと思う。僕も小さなミミナリがずっとしていることに最近気づいたばかり。後半の色彩解禁がメリハリになっている。

 

黒沢美香作品『渚の風<聞こえる編>』は続けて。3名の慶応義塾大学教授が踊る。それなりの真剣さで。その一人、武藤浩史教授の『ビートルズは音楽を超える』を読んだのだが、そこでビートルズの映画やライブなどでの身体的動きに注目していたこととの繋がりが分かったりする。でも、やはり途中から仕草のボキャブラリー不足がやむを得ないがあるなと時間が気になる。

 

余越保子作品『ZERO ONE』。目が離せない双子(たぶん)のデュオと映像の組み合わせ。映像があると床が動くのだなあ。福岡まな実さんは、DANCE BOXなどでよくお見受けしているのだが、彼女とそっくりの(双子さんらしい)姉妹(福岡さわ実さん)がいはって海外で踊っていることにまずはびっくり。それにしても、どちらもその床との滑らかさがあまりにもすばらしくスムーズで、ダンスを観る自分の身体への喜び感がまた自分に伝わるのが分かる。

 

でも、同調と違和、違いについて、詩的言葉と、言い争い的会話でアクセント。あと、扇の使い方がにくいほど上手い。両面が無地の扇と片面が両面無地と同じでもう片面が色彩のある扇づかい。

映像は「首くくり栲象」(タクゾウさんというようだ)さんの映像。黒沢美香さんも映っている。中年の裸身もそうかも知れない?

 

N.Yを拠点に2度のベッシーアワード受賞振付家が、舞台に立つからだの在り方を双子のダンサーと映画「Hangman Takuzo」を軸に問う日本初制作。>

 

監修・演出・振付:余越保子

共同振付・出演:福岡まな実、福岡さわ実

映像コンサルタント:崟利子

衣装・美術:岩崎晶子

映像出演:首くくり栲象、 黒沢美香、川村浪子

(映画「Hangman Takuzo」余越保子監督作品より)

 

藤沢周平の獄医立花登手控え4冊(春秋の檻、風雪の檻、愛憎の檻、人間の檻。講談社文庫。初めの出版は、1980-83)を読了する。昔、テレビドラマになっていたそうだが、また映像化されるといいなと思う時代小説。時代小説が講釈の伝統を持つものだから、声に出して気持ちいいということが大事なポイントという解説があって本当にそうだと思う。

 

昨日、吉田たかよし『世界は「ゆらぎ」でできている―宇宙、素粒子、人体の本質』(光文社新書640,2013年)を旅行のお供にしていたが、ちょうど電車の揺られて面白かった。超ひも理論も川井光くんがやっているはずだし、糖尿病になりやすい日本人体質のことなどもあったりして、話題が豊富になる。

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by kogure613 | 2014-03-28 22:38 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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