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水野和夫『資本主義の終焉と歴史の危機』

2014/10/26(日)
水野和夫『資本主義の終焉と歴史の危機』(集英社新書、2014.3)を読み終える。
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1971-1985-1995・・・電子・金融空間にしか資本主義の拡張はなくなり、周辺は地理・空間的周辺がなくなると、国内に貧困層という周辺を作ることでしかなくなる・・・

なんか、大きな経済と社会の歴史変動を利子率中心にみるというもので、色々な書物の復習にもなるし、なるほどなあとか、あれこれ(これも一つの見立てだろうがとか)読んだ。最後のあたりの引用をとりあえず・・p208-9

<もはや地球上に「周辺」はなく、無理やり「周辺」を求めれば、中産階級を没落させ、民主主義の土壌を腐敗させることにしかならない資本主義は、静かに終末期に入ってもらうべきでしょう。
 ゼロインフレであるということは、今必要でないものは、値上がりがないのだから購入する必要がないということです。…エンデが言うように豊かさを「必要な物が必要なときに、必要な場所で手に入る」と定義すれば、ゼロ金利、ゼロインフレの社会である日本は、いち早く定常状態を実現することで、この豊かさを手に入れることができるのです。
 そのためには「より速く、より遠くへ、より合理的に」という近代資本主義を駆動してきた理念もまた逆回転させ、「よりゆっくり、より近くへ、より曖昧に」と転じなければなりません。
・・・・
 …私たちは今まさに「脱成長という成長」を本気で考えなければならない時期を迎えているのです。>

by kogure613 | 2014-10-26 10:24 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

こぐれのぶお・小暮宣雄 写真は春江おばあちゃんと・サボテンの花嬉しく 


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