佐藤純彌『野生の証明』、『如是我聞VOL.3』應典院、15年度シラバス入稿
2014年 12月 25日
科目名 アーツマネジメント論 単位数 2 担当者 小暮 宣雄 配当回生 学部2回生 講義期間 前期 ☆ 教育目標 教① 知識や教養を身につけることができた(知識・教養) 教④ 異なる考え方や異なる文化を持つ人々を理解できるようになった(異文化理解力) 教⑤ 自分自身や社会が直面するさまざまな問題を理解し解決していく力をつけることができた(課題解決能力) 教⑦ 読む力や書く力、話す力や聞く力をつけることができた(コミュニケーション能力) 都③ 芸術や文化施設、文化財についての知識や、文化をプロデュースする能力を身につけることができた ☆ テーマ アーツマネジメントを学ぶ入り口 ☆ 授業の到達目標 アーツマネジメントが都市環境デザインにどう位置づけられるかを知る。 アーツマネジメントの基礎的用語を理解し説明できる。 アーツマネジメントの分類ができる。 ☆ 授業の概要 古典の世界を重視して、芸術リテラシー向上に資する。 アーティストやアーツマネージャーが呼びかけに来てくれることもあるので、楽しみに。 ☆ 準備学習(予習・復習) アーツマネジメントの基本文献を紹介したり配布するので、時間外によく読んでおくこと。生協の読書奨励制度を積極的に活用するととても役立つ。 芸術鑑賞と文化ボランティアの学外での活動を評価する。 ☆ 授業の計画 第1回 これからの予定の紹介(冒頭に、これからの演劇ダンス公演のPRだとか、美術関係のボランティア募集などの呼びかけが随時行われることがあり、そこに登場する方々は、それぞれ新進気鋭のアーツマネージャーなので、適宜、生のアーツマネジメントの姿を挿入することを促進する。) 第2回 アーツマネジメント(芸術営)の基本、本質、実践 第3回 アーツマネジメント(芸術営の定義と文化政策、まちづくりとの関係 第4回 芸術場(劇場ホール、美術館)芸術団(劇団、楽団など) 第5回 学外授業 芸術鑑賞 京都かその周辺(予定としては、京都国立近代美術館か京都芸術センターだが、AI・HALLなどの可能性もあり) 第6回 アーツプレース論~劇場、コンサートホール、ライブハウス、美術館、画廊の真実~ 第7回 アーツ(諸芸術)の分類 第8回 伝統芸術概論―雅楽、能楽、文楽、歌舞伎 第9回 日本実演芸術概論―落語、講談、浪曲(できれば、浄瑠璃、長唄も) 第10回 アーツマネジメントの分類と歴史 第11回 文化芸術振興法と劇場法など法制度と芸術営 第12回 イベントプロデュースと芸術営の関係 第13回 非営利民間活動の公共性~アーツNPOと企業メセナ 第14回 限界芸術と先端芸術、伝統芸術、市場芸術の関係 第15回 まとめ・・・アーツ(マネジメント)の公共性とは ☆ 履修上の注意点 学外授業はもとより、できるだけ、現地での鑑賞・体験を行うようにすること めくるめく紙芝居プロジェクト(略してMEK)には参加が有効。 https://www.facebook.com/mekmekY ☆ テキスト 1. 使用しない ☆ 参考書 1. アーツマネジメント学 小暮宣雄 水曜社 2013 2. 文化政策学の展開 池上惇ほか 晃洋書房 2003 3. アーツ・マネジメント概論三訂版 伊藤裕夫ほか 水曜社 2009 4. アーツマネジメントみち 小暮宣雄 晃洋書房 2003 5. 分権時代の自治体文化政策 中川幾郎 勁草書房 2001 6. 限界芸術論 鶴見俊輔 筑摩書房 1999 7. 著作権とは何か 福井健策 集英社 2005 8. 地域再生の罠 久繁哲之介 筑摩書房 2010 9. 未来型サバイバル音楽論 牧村憲一ほか 中央公論新社 2010 10. これからのアートマネジメント 中川真ほか フィルムアート社 2011 ☆ 成績評価の方法 試験 小テスト 授業中課題 授業中発表等 参加度 0 20 30 0 50 ☆ 成績評価方法の備考 毎回、A5版程度の用紙(出席確認を兼ねるもの)に感想や意見、時にはミニテストなどをして提出してもらう。欠席の場合はそれに替わるものをA5用紙で提出して15回をクリアすることをめざす。 ☆ 参考URL 1. こぐれ日乗 小暮宣雄メインブログ 2. めくるめく紙芝居プロジェクト めくるめく紙芝居プロジェクト(略してMEK)