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モノクロームサーカス『HAIGAFURU 』京都芸術センター、杉井ギサブロー『グスコーブドリの伝記』、青山祭

2015/1/18(日)
魯山人の話をテレビ録画で観たあと、北大路駅へ。大谷大学ではセンター入試。その隣に、大垣書店本店がある。店頭に、浄土真宗大谷派の雑誌『同朋』や京都市立小学校の元校長先生の本(大垣書店出版)があったりして、かなり特色がある。
そのあと、三条の大垣書店も覗く。広々としているがそんなに特色があるという感じはないかな。ダンスを観たあと、ジュンク堂にも寄ってみて、本屋さんって、やっぱり、面白いなと改めて思う。

『HAIGAFURU  ASH IS FALLING』京都芸術センター フリースペース、14:09~15:07。
何か、前に、たぶん同じく京都芸術センターにて、フィンランドとモノクロームサーカスとのダンスを観たので、その日本人版かと思ったら、違うものだった。

冒頭の灯りと床の肉体の這いずりが圧倒的だった。
とりわけ、床の舞踊は、劇団態変に酷似していて、森裕子さんは特に障害者の身体だと見間違うぐらいに、その形態や発する力が常軌を逸しているように見えた。照明の力が大きかったなと思う。音楽はあんまり自分の好みではない。もっと、沈黙や分節と変容が欲しい。ダンスが音楽に引きずられているように見えてしまう。とりわけ中盤にはべたーとした感じがした。

< http://www.kac.or.jp/events/14990/
http://monochromecircus.com/current-production/
|出演者・スタッフ|
振付・演出:坂本公成
演出助手:森裕子
照明デザイン:藤本隆行
作曲:山中透
出演:森裕子、佐伯有香、合田有紀、野村香子、渡邉尚
舞台監督:渡川知彦
音響:四ノ宮基貴
舞台:渡川組
宣伝美術:松見拓也
制作:大藪もも
全ての生命、全ての願望、言葉、哲学、音楽、詩、身体が「宙づり」にされる。
三好達治による詩『灰が降る』をサブテクストに世紀を隔ててなお人類を翻弄し続ける「核」の問題、文明の孕む問題、その中での身体とダンスの未来を考察した作品。日本-フィンランドのコラボレーション作品として、日-フィン4都市で上演し好評を博した同作品をMonochrome Circusのダンサーに委嘱。ヴァージョン・アップして京都初演を行います。>

南館3階に、子供たちの冬休み芸術体験教室の成果物が並べてあって、ダンサーのクロッキーや、粘土で作った果実(みんな薄い青色で統一しているのがなかなかに美しい)、そして、昔のお正月の遊びをしながら創った俳句を書画にしたものがあり、ほっこりする。

石清水八幡宮頓宮から篳篥の音色が突然したので、後戻りしたら、青山祭というのが行われていた。バケツリレー方式で供物を備えてまた撤収する。祝詞に玉串。夕方の空の変化が激しい。山の上で行われたあと降りてきてしているのかしら?

去年の終わりに録画していた杉井ギサブロー監督(脚本)映画作品『グスコーブドリの伝記』(2012年、108分)を観る。映画アニメ『銀河鉄道の夜』と同じますむらひろしさんの猫の漫画。ただし、「ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記」のキャラクターが夢のなかで出てきて、ここは、『もののけ姫』風の妖怪顔。
以下、ウィキペディアより
[キャスト]
グスコー・ブドリ - 小栗旬
グスコー・ネリ - 忽那汐里
コトリ - 佐々木蔵之介
グスコー・ナドリ(ブドリの父) - 林隆三
ブドリの母 - 草刈民代
赤ひげ - 林家正蔵
てぐす工場主 - 内海賢二
ペンネンナーム技師 - キートン山田
学校の先生 - 桑島法子
赤ひげの奥さん - 小宮和枝
赤ひげの父 - 亀山助清
水下の男 - 岩崎征実
ナカタ - 宮本充
世界裁判所の羊男 - 柳原哲也(アメリカザリガニ)
材木工場の工場長 - 星野充昭
観測員 - 遊佐浩二
語り・クーボー博士 - 柄本明
[スタッフ]
原作 - 宮沢賢治
監督・脚本 - 杉井ギサブロー
監修 - 天沢退二郎、中田節也
キャラクター原案 - ますむら・ひろし
アニメーション監督 - 前田庸生
キャラクターデザイン・総作画監督・アニメーション演出 - 江口摩吏介
絵コンテ - 杉井ギサブロー、小林治
美術監督 - 阿部行夫
映像ディレクター - 篠崎亨
音楽 - 小松亮太
企画 - 渡邊桐子
プロデュース - 清水義裕、渡辺繁
映像美術 - 河野羚
幻想世界美術 - 平田秀一
色彩デザイン - 馬郡美保子
タイポグラフィ - 佐藤直樹
撮影監督 - 佐藤陽一郎
編集 - 古川雅士
音響監督 - 藤山房伸
音響効果 - 北方将実
学校協賛 - 京都精華大学、大阪芸術大学、安達学園グループ、静岡デザイン専門学校、大阪総合デザイン専門学校
助成 - 文化庁
アニメーション制作 - 手塚プロダクション
配給 - ワーナー・ブラザース映画
製作 - 「グスコーブドリの伝記」製作委員会(手塚プロダクション、バンダイビジュアル、ビジュアル・ビジョン、日本BS放送、理論社、朝日新聞社、電通、メディアドゥ、京都精華大学、スタジオエル、ATLicensing & Merchandising Ltd.(香港))
主題歌(2012年映画)[編集]
小田和正「生まれ来る子供たちのために」(アリオラジャパン)

by kogure613 | 2015-01-18 22:01 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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