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堤幸彦『まぼろしの邪馬台国』

2015/1/20(火)
1限目の行政学。これで授業は最後。
ちょっと、ブルーレイディスクでミスってしまうが、何とか無事終了。

おっと、明日、院生の合同ゼミあり。
それに、口頭試問が29日、30日あるので、それが終わると、成績評価も完了するので、無事、本年度も終了か。3月に学部長による自己評価とかすこしあれこれあるが・・・

山科区役所へと坂を下り、仕事をしてまた坂を登る。やけにくたびれる。
部長会。入試の受験生の出足は悪くはないようで、ほっとする。

帰って、坂の上の雲15を観たあと、録画していた東映映画を見る。
堤幸彦監督『まぼろしの邪馬台国』(2008年、118分)。九州のご当地ドラマ風だが、地方ワンマン鉄道経営者とか、盲目の学者とか、すこし興味のあるポイントがあるので、けっこうしっかりと観た。

何で本当は嬉しいのに、息子をぶったりするのか、って理屈ではなくそうなっちゃうという、このような無茶な人物像づくりは、竹中直人さん(1956年生)の独壇場。去年の秀吉を思い出す。吉永小百合さん(1945年生だから、47~48歳ぐらいかな、撮影時は)はそんなに見たりしないのだが、原節子さんとの繋がりってすこしあるのかもなとか顔の作りなどをしげしげと見てしまう。

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=330244 より

< 島原鉄道の重役として郷里・島原の発展に尽力する一方、昭和40年代初頭に発表した『まぼろしの邪馬台国』で邪馬台国論争に一石を投じ、日本中に邪馬台国ブームを巻き起こした全盲の郷土史研究家・宮崎康平とその妻・和子が二人三脚で辿る波瀾万丈の人生を映画化したヒューマン・ドラマ。盲目のハンデを抱えながら邪馬台国探しに執念を燃やす康平と彼を献身的に支える和子が織りなす夫婦の愛と絆を描く。主演は吉永小百合と竹中直人。監督は「20世紀少年」の堤幸彦。
 昭和31年、NHK福岡に勤務する和子は、そこへ訪れた島原鉄道の社長で郷土史家の宮崎康平と運命的な出会いを果たす。盲目の康平は、邪馬台国の実像を知ることが日本人の起源を探ることである、と力説する破天荒な男。そんな、彼が始めた島原観光バス事業に、和子はほどなくして雇われることに。だがある時、島原が記録的な集中豪雨に見舞われてしまう。そして鉄道の復旧作業の際、次々と土器が発掘されたことを機に、康平は邪馬台国を探し出すことへ熱中し始めるのだった。また、和子が彼の生涯の伴侶となり、魏志倭人伝、日本書紀、古事記を読み聞かせ、一緒に九州各地を巡りながら邪馬台国の場所を追究、それはいつしか2人の夢となっていく…。>

監督: 堤幸彦
原案: 宮崎康平
『新版 まぼろしの邪馬台国』
脚本: 大石静
撮影: 唐沢悟
美術: 相馬直樹
編集: 深野俊英
音楽: 大島ミチル
照明: 木村匡博
録音: 田中靖志

出演:
吉永小百合 宮崎和子
竹中直人 宮崎康平
窪塚洋介 佐々木一馬
風間トオル 矢沢
平田満  和子の父
柳原可奈子 玉子
黒谷友香 吉岡静香
麻生祐未 和子の母
綾小路きみまろ 綾ばあさん
不破万作 具雑煮屋
大仁田厚 人夫
宮崎香蓮 和子(幼少時代)
岡本信人 村井
大槻義彦 学者
草野仁 司会者
井川比佐志 吉川英治賞主催者
石橋蓮司 戸田亮吉(島鉄副社長)
ベンガル 岩崎伸一(島鉄役員)
江守徹 江阪(有明銀行頭取)
大杉漣 古賀(ラジオディレクター)
余貴美子 佐野明子
由紀さおり 克江(島月旅館おかみ)


by kogure613 | 2015-01-20 21:58 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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