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エリック・ロメール『美しき結婚』、森まゆみ『断髪のモダンガール 42人の大正快女伝』

2015/2/21(土)
久しぶりに、エリック・ロメール監督の『美しき結婚』(1982年5月公開、100分)を観直した。
この前観たアラン・レネ監督の『風にそよぐ草』に出ていた少し偏執狂的な初老の男役のアンドレ・デュソリエが35歳の弁護士エドモン・シュロー役で出ているからだ(もう一つは『聖杯伝説』)。音楽の少なさは共通しているが、冒頭の初期の電子音楽みたいなものが、主人公のサビーヌ(ベアトリス・ロマン!)の誕生日パーティ(でも集まった若者たちはサビーヌの妹の友人ばかり)にも流れている。エドモン先生の世界とは違うサビーヌの家族世界。ちょっぴりイラッとすることもあるけれど、でも、ほろ苦いル・マン界隈の物語。


この本を読んでいて、気づいたら出町柳駅だった。校務には間に合う時間でよかった。
大正時代について。とくに大正12~14年が出てくるとぐっとメモしたくなる(志賀直哉山科時代のためね)。
森まゆみ『断髪のモダンガール 42人の大正快女伝』(文藝春秋、2008年) http://yaplog.jp/kagawakazuko/archive/680
<黒髪は女の命と呼ばれ、髪を切るのは未亡人とされた時代に、自らの意志で髪を切り、自由を求め、今の時代でさえ奔放といえる愛に生きた女性達が42人が登場する。
執筆のきっかけになったという望月百合子をはじめ、ささきふさ、与謝野晶子、深尾須磨子、佐々木兼代、芥川文、野溝七生子、平塚らいてう、江口章子、田村俊子、湯浅芳子、吉屋信子、平林たい子ら。
一人に割かれたページはちょっと残念だと思うほど短い。しかしながら、決してそれぞれは独立したものではなく、その人生はあちこちで交錯するのが、面白い。
それにしても、登場する女性たちの多くは過剰に恋愛するような気がする。愛に急ぐというか、今の女性だって、これほどエネルギッシュに恋愛病(?)にかかっているわけではないだろうと思ったりして、その大らかさに驚く。
戦争に負けて、どん底の屈辱を味わった昭和ではなく、またバブルがはじけ切って、経済が疲弊したような平成の世でもなく、女性たちが己の才能と愛を信じて駆け出しはじめた時代が大正の世だったということがとても興味深い。>

https://www.city.kyoto.jp/somu/rekishi/fm/ishibumi/html/ya025.html
<志賀直哉(1883~1971)は,詩人竹内勝太郎(1894~1935)の紹介により,大正12(1924)年10月26日,粟田口三条から居をこの地に移し,同14年4月まで住まいした。山科における体験をもとに「山科の記憶」「痴情」「晩秋」「瑣事」などの多くの作品が生まれた>


by kogure613 | 2015-02-21 21:55 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

こぐれのぶお・小暮宣雄 写真は春江おばあちゃんと・サボテンの花嬉しく 


by kogurenob
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