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『もしイタ』の録画を観た 春日太一『仲代達矢が語る 日本映画黄金時代』

2015/4/12(日)
京都府議会選挙に行って、あとは家でぼんやり。

録画していた、Eテレセレクション『青春2012』(2012.9.19放送、高校演劇祭の紹介2時間)の再放送を観た。
演劇甲子園ともいわれる全国2100校からの12校が富山市の県立会館に集まって、1回限りの公演。
それで、最優秀賞になったのが、青森中央高等学校で、映画『幕が上がる』でもちらりと出ていた
『もしイタ ~もし高校野球の女子マネージャーが青森の「イタコ」を呼んだら』(作・演出:畑澤聖悟)である。ようやく、後半、これがノーカットである録画を観た。前半は、2つの高校、岐阜県立岐阜農林高等学校と大阪府の私立大谷高校の本番までのドキュメンタリーだった。後者は女子高校のようで、4校には残らず、前者は優秀賞の3校に入って、この4校は、もう一度東京で公演できるという。

『もしイタ ~もし高校野球の女子マネージャーが青森の「イタコ」を呼んだら』については、こちらを参照。
http://www.festival-tokyo.jp/14/program/moshi-ita.html
<東日本大震災で被災した転校生と弱小野球部員たちの奮闘、成長を描いた青春活劇『もしイタ』。渡辺源四郎商店の畑澤聖悟の作・演出で、2012年の全国高等学校演劇大会で最優秀賞を受賞、「(高校演劇の枠を超えた)演劇界の事件」とまで称された伝説の作品が、3度目の東京公演を行う。
 一切の舞台装置、照明、音響効果を用いず、身体、言葉、声だけですべてを表現するように書かれた同作は、2011年秋の初演以後、全国13都府県27市町村の避難所や体育館等で上演されてきた。20人以上に及ぶ高校生たちが舞台狭しと駆け回り、汗をかき、さまざまなモノ、状況、感情を表現する——。その姿は、被災地はもちろん、今を生きるすべての人へのエールともなるはずだ。>

読み終わっていた本。
春日太一『仲代達矢が語る 日本映画黄金時代』(2013/1/17、PHP新書)
<役者になって60年。今年80歳を迎える仲代達矢がこれまでの作品を振り返る。日本映画は昭和20年代から30年代を中心に黄金時代と呼ばれる。ちょうどその頃、仲代達矢はデビューした。
俳優座養成所でのこと、小林正樹、岡本喜八、黒澤明ら名監督との出会い、高峰秀子、原節子、勝新太郎といった有名俳優との仕事などを回想する。
映画会社の専属にならない、当時としては珍しいフリーの立場を貫いた。一年の半分を映画、もう半分を舞台ときっちりわけて仕事をしてきた俳優だからこそ、日本映画の盛衰を冷静に見ていた。現在の映画界についても鋭く語る。>


by kogure613 | 2015-04-12 21:35 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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