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無名劇団『無名稿 あまがさ』應典院、東山青少年活動センターで学外授業、京都芸術センター下見

2015/5/23(土)
大学院のリサーチは欠席。
今日明日は、毎年恒例の2回生学外授業。
東山青少年活動センター創造活動室。9:45集合。
舞台づくり(スタッフワーク)ワークショップ。12時まで。
講師は、烏丸ストロークロックの柳沼昭徳さん、阪本麻紀さん、澤雅展さん。
今年の工夫は魔法陣。後半部分を自分たちで考えるという趣向。
21名の参加。けっこう早く来ていてよかった。

6/6の1回生学外授業を手伝ってもらう3名と一緒に、松原通。ランチ。かなり開放的なつくりで外国人も気安く入っている。
そのまま、京都産業会館へ。途中、磔磔を通ったので、すこし室内を見させてもらう。あとで、はなのチラシがかばんに入っていることに気づく(東山青少年活動センターには渡した)。

京都産業会館から京都芸術センターへ行こうとして、まっすぐ北に行けばいいのに、曲がってしまって引き返す。6/6もやっているアラヤー・ラートチャムルーンスック展を少し観る。あとは、トイレの確認。そして、お茶する、前田珈琲。

シアトリカル應典院へ。95分ということだった。19時すぎに始まり、20:43。BGMが戦前あたりの歌謡曲。当日パンフを読んでいて、昭和7年というので、そのままの風情でお芝居へと向う。

無名劇団第21回公演『無名稿 あまがさ』。作:中條岳青、演出:島原夏海。どちらも役者として出ていて、大阪楽座の助成事業で見させてもらったな。そうそう、「2002年4月、追手門学院大手前中高等学校演劇部の卒業生たちが中心となり結成」とあって、高校演劇の元気で丁寧な作法、国語的な叙情、身近な恋愛模様。男ってさ、女ってね・・
今回は川端康成がベースにあって、坂田山心中事件という実際の事件との交差となっている。舞台裏を見せる形になっていて、それが現在的SNSとも関わり・・というもの。

http://mumeigekidann.web.fc2.com/details1001.html
<溢れ出る言葉の応酬・言葉を発さない主役。新感覚リアリズム演劇
濡れはしないが、なんとはなしに肌の湿る、霧のような春雨だった―。或る少年と少女の初々しい恋を描いた昭和の文豪・川端康成の掌編小説『雨傘』。
昭和初期に起きた或る若き男女の心中事件。現代を象徴する、ツイッターやフェイスブック等のメディアと、そこから矢継ぎ早に繰り出される言葉の応酬。我々はこれらを「非対話劇」という手法で結びつけ、「文学」の余白に夥しいほどの「言葉」を氾濫させることによって、現代的なディスコミュニケーションと、その先にある「希望」を顕在化したいと考えている。無名劇団の新たな挑戦をぜひ、ご覧いただきたい。―で、結局のところさ、二人は最後まで清らかだったのかな?本当に?>



by kogure613 | 2015-05-23 22:21 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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