アイホールがつくる「伊丹の物語」プロジェクト『イタミ・ノート
2016年 10月 14日
2016/10/14(金)
「地域とつくる舞台」シリーズ アイホールがつくる「伊丹の物語」プロジェクト『イタミ・ノート』作・演出/ごまのはえ。19時すぎから50分。Bプログラムは30分後なので、見たいなと思いつつ、帰る。
でも<家族編>だけでもこういうコミュニティドラマ、コミュニティアーツの形はもっともっと全国に広がればいいなあ、演劇を鑑賞するという行為だけではない、広い入り口と繋がりが感じられる。
『昆陽池から来たヘビ』
高安美帆さんが、60年以上も昆陽池(こやいけ)の近くで商売をしている方D商店のおばあさんになる。その方と家族の物語。住友電工伊丹製作所に就職した旦那さん。退職して、住友電工近くで小売業を営むという。僕の父も、最後は伊丹製作所だったので、この商店で買い物をしたとか、一緒に働いた(時期がたぶんずれているだろうな)かとかふと思う。
アイホール中心に伊丹に通っているが、小さいときは、家族で住友電工のプールにいったり、運動会をみたりしたことを思い出す。
『国道171号線を行く象』。この写真とお話は思いがけないことで、単純に面白かった。
万博でタイから象が16頭(1頭は来る時に誕生)。8月はじめに、国道171号線を行進して、みんな熱狂的に見に行ったという実話。すぐに騙される弟、漫画家になりたいしっかりものの姉。お母さんは優しいが優柔不断。でも、3人とも象には熱中というのが面白い。大阪万博で神戸港に象が到着したのに、トラックが手配できなかったとかいっていた。
『天神川ホエールズの補欠たち』。
みんな出演。その前に、気持ちのいい歌とギター。
補欠の子供たちが、なんだかとてもかわいいが、ずっこけている。
キツネ目のお父さん。チェルノブイリ原発事故で放射能雨のところで終わる。
Aプログラム=<家族編>『昆陽池から来たヘビ』、『国道171号線を行く象』、『天神川ホエールズの補欠たち』(上演時間/約50分)
Bプログラム=<街並み編>『崩れた灯篭、瓦礫の境内』、『カエルの居場所~震災後の街並み』、『尼宝線と防空壕とチューインガム』(上演時間/約50分)
出演/高原綾子(ニットキャップシアター) 黒木夏海 池川タカキヨ 西村貴治
猿渡美穂(宇宙ビール) 高安美帆(エイチエムピー・シアターカンパニー)
や乃えいじ(PM/飛ぶ教室)
マイム/いいむろなおき
<「写真」と「演劇」で見る、伊丹の今と昔
三年間かけて伊丹の歴史と記憶を紐解き、演劇作品を創作する「伊丹の物語」プロジェクト。二年目となる今年は、劇作家・演出家のごまのはえが、市民から公募した伊丹の写真とそれにまつわるエピソードをもとに掌編作品を執筆。
猪名野神社の防空壕、国道171号線を行進する象、阪神大震災で倒壊した阪急伊丹駅、そして、‘80年代の少年野球の話など・・・。わが街“伊丹”に起こったあれこれを短いお芝居にしました。スクリーンに映し出された写真を背景に、7人の俳優が「地域の記憶」をリアルに演じます。写真と演劇で見る「伊丹の今と昔」をどうぞお楽しみに。>


