イベントにおけるローカル、ナショナル、グローバルの関係について
2016年 10月 26日
2016/10/26(水)
7年に1度の校務、無事終了。学生部関係の質問が予想外に多かったな。
16時半からインターンシップの報告会。
18名。いままでで一番しっかりしていると課長さん。
ぼくもなかなかだなあと感心して聞いていた。トシカンでは建築インテリアコースの学生さんが多かった。
明日のイベントデザイン論。
ハロウィーンを冒頭につかって、グローバルとローカル、その間にナショナルをいれて、イベントの特色を考えて見ようかと思っている。ローカルだった阿波踊りやよさこいのナショナル化とか、その移行なども。アクティブテーマは、ハロウィーンのローカライズ。
帰ってぼんやり。
新書を少しずつ読んでいこうとしている。
いま読み出したままなのが、2冊。
広井良典『ポスト資本主義――科学・人間・社会の未来』(2015年、岩波新書)。
市場主義だけでは資本主義にはならない。資本主義には市場主義に拡大成長の無限化が付与され、中枢部分は市場主義ではなくなりヘゲモニー国家との連結が起きる。中枢部分だけ自己責任を免れる矛盾。予想の自己実現の話もなるほどと思う。中国を脅威と予想して軍事力強化することで、中国の脅威がリアル化する。
<富の偏在、環境・資源の限界など、なおいっそう深刻化する課題に、「成長」は解答たりうるか。近代科学とも通底する人間観・生命観にまで遡りつつ、人類史的なスケールで資本主義の歩みと現在を吟味。定常化時代に求められる新たな価値とともに、資本主義・社会主義・エコロジーが交差する先に現れる社会像を、鮮明に描く。>
管啓次郎・小池桂一『野生哲学─アメリカ・インディアンに学ぶ』(講談社現代新書、2011年)
<アメリカ・インディアンの豊かで普遍的な宇宙観を読売文学賞(随筆・紀行賞)の管啓次郎が生き生きと描く。さらに創世神話をもとにした、鬼才・小池桂一の書き下ろし漫画も収録!
私たち人間が、この地球の上で生きていくとはどういうことか。
「アメリカ・インディアンの社会では、一般に子供は非常に大切にされる。世代を超えて、太陽の照覧のもとにこの地上での人生を歩んでゆく共同体の、これからの担い手として。子供は成長とともに大きな責任を負うだろう。だったらその子に、いま大人である者たちが大きな責任を負うのも当然だ。祖母とオバたちのこの祈りとともに、太陽の道を歩みはじめた子供が、土地に住みこみ、土地に正当な感謝をささげながら生きてきた人々の、明日を担う。太陽に迎えられ、太陽にみちびかれ、太陽をめざしながら、子は成長してゆくだろう。そしてかれらの土地から遠く、ここ、われわれの島われわれの土地に暮らすわれわれも、はじまりにおいては、そのような者だったはずなのだ」──本文より>


