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岡本喜八『激動の昭和史 沖縄決戦』

2016/12/16(金)

いまのところ、今日が一番気温が低い。

9時半から山科区社会福祉協議会理事会。

4限目のキャリア授業。13回目。冬休みを挟むのですこしやりずらい。

高橋俊介『ホワイト企業』(2013年、PHP新書)という新書にあった話を少しだけする。


働きやすい職場(労働基準法遵守など)と働きがいのある仕事(情報と能力と判断の一致)について

ホワイト職場・・・働きやすい◯ 働きがい◯

人材輩出職場・・・働きやすい☓ 働きがい◯

人材滞留職場・・・働きやすい◯ 働きがい☓

ブラック職場・・・働きやすい☓ 働きがい☓

庵野秀明監督がシンゴジラのなかで、岡本喜八監督リスペクトというつながりがよく言われていて、まだ、未見だった『激動の昭和史 沖縄決戦』を見た。じつに生真面目な映画だったし、いま、オスプレイ問題も騒がしい沖縄でもあり、テレビで放映してでも、多くの人が観たらいいなと思う映画でもあった。


http://www.asagei.com/excerpt/65166 より
<さらに、オールドファンをうならせたのが、冒頭で行方不明になるこの巨大不明生物の鍵を握る牧博士の存在だ。牧博士の近影は「日本のいちばん長い日」などを撮った故・岡本喜八監督の写真が使用された。池田氏がさらに続ける。「庵野監督は岡本監督の『激動の昭和史 沖縄決戦』が大好きで、100回以上観ているという。『シン・ゴジラ』のカット割りの速さは『沖縄決戦』の影響が強いと思います」初代ゴジラを踏襲、加えて岡本喜八監督へのリスペクト。温故知「新」のシンの意味も含まれている。>

岡本喜八『激動の昭和史 沖縄決戦』1971年、149分、東宝。

監督:岡本喜八(本篇)、中野昭慶(特撮) 脚本:新藤兼人

牛島中将:小林桂樹

八原高級参謀:仲代達矢

長参謀長:丹波哲郎

神航空参謀:川津祐介

散髪屋・比嘉三平:田中邦衛  

伊東大尉:井川比佐志

上野参謀長:中谷一郎  

賀谷中佐:高橋悦史

梅津参謀総長:東野英治郎  

奥山大尉:草野大悟  

野田校長:天本英世  

渡嘉敷良子:酒井和歌子  

嘉数ヤス:木村由貴子  

仲宗根教諭:滝田裕介

太田中将:池部良

吉田中尉:寺田農  

泉前知事:浜村純  

島田知事:神山繁  

島田夫人:南風洋子

目軍医大尉:岸田森

辻町のシーちゃん:丘ゆり子

比嘉主任軍医:加山雄三  

上原婦長:大空真弓  

平川見習士官:亀谷雅彦

抵抗する若い女:大谷直子

水を売る男:堺左千夫

亀甲墓の老人:藤原釜足  

亀甲墓の老婆:辻伊万里  

ナレーター:小林清志

<太平洋戦争末期を舞台に、沖縄本土決戦の悲劇を描いた戦記もの。敗色濃厚な日本軍は、連合軍を沖縄で食い止めるため、大量の兵力を注ぎ込んだ。しかし連合軍の空爆によって、沖縄第三十二軍はあえなく四散、やがて米軍の上陸をゆるしてしまう。「東宝815シリーズ」として製作された。>


高橋俊介 『ホワイト企業-サービス業化する日本の人材育成戦略』 (PHP新書、2013年)

<ブラック企業が人を使い捨てにする企業とすれば、ホワイト企業とは初期キャリアにおいて若者を成長させる企業、働きがいのある企業、さらには社会における雇用の質を向上させる企業といえるでしょう。
ホワイト企業を、たんに退職率が低い企業、働きやすい企業と考えるのは、大きな誤りなのです。(「序章」より)
日本企業における雇用の質が、著しく劣化してきている。
ピラミッド型組織におけるタテ型OJTは崩壊し、ローテーション人事はもはや通用しない。
人を育てず使い捨てにする会社は「ブラック企業」と批判され、仕事にやりがいを見出せない若者は3年で退職してしまう……。>

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by kogure613 | 2016-12-16 22:24 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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