市縁堂2017運営実行委員会 逢坂剛『相棒に気をつけろ』 ナカムラクニオ『人が集まる「つなぎ場」のつくり方』
2017年 08月 18日
2017/8/18(金)
久しぶりにお仕事満載。
朝は大雨。奈良線で立ち往生。でも9時半からの会議には間に合う。
15時から那智勝浦インターンシップの打ち合わせ。
19時からは、市縁堂2017運営実行委員会。京都市市民総合センターにて。NPOへの寄付促進のイベントであるが、よりお金だけではなく、ボランタリーな参加や関心をも増やしていこうというのが今回のねらい。12/17の午後、ここひと・まち交流館京都の大会議室などにて。10程度のNPO団体。知らないけれど魅力的なところが出てきそうだ。
市縁堂のNPOを応援する組織を応援団ならぬ応縁団と名付けようかと話す。そして、縁日のような交流のつなぎ場。
読んだ本。2冊。
逢坂剛さんの小説は本当に面白い。最後まで読みたくなってしかたがなくする。短編なので電車の中でちょうどいい時と少し時間が足りなくなって困る時がある。コン・ゲーム小説ってなんだろうと思った。
逢坂剛『相棒に気をつけろ』(2015年、集英社文庫。2001年単行本)
<世間師“せけんし”―世情に通じて、巧みに世渡りする人。世なれて悪賢い人。(「広辞苑」第六版)訪問販売の傍らで、あくどい商売人から金を掠め取る“世間師”の男。名前の数は仕事の数。あるとき彼が出会った美形の女性、四面堂遙は一筋縄ではいかない食わせ者だった!?ひょんなことからコンビを組んだ二人は、痴漢や地上げ屋を相手に罠を仕掛ける!コン・ゲーム小説の金字塔。>
<con game(confidence gameの略)信用詐欺。取り込み詐欺師。相手を信用させて詐欺をはたらくこと。また、策略により騙したり騙されたり、ゲームのように二転三転するストーリーのミステリーのジャンル。>
ナカムラクニオ『人が集まる「つなぎ場」のつくり方 -都市型茶室「6次元」の発想とは』2013年、CCCメディアハウス。すこし前の本なので、ツイッターへの楽観論とか時の流れを感じるが、言葉遣いはうまいなとも思う。