本多猪四郎『モスラ』1961年
2017年 04月 10日
2017/4/10(月)
京都橘大学の授業が実質開始。
3つのゼミ、無事終了。
今年度からはLINE設定で通知することに。
その設定をするために、すこし急いだが、こちらもうまくLINEグループができてほっとする。
帰って怪獣映画の古典を改めて見る。本多猪四郎『モスラ』。
どうも、ザ・ピーナッツのところの映像のみが鮮明でそれ以外はかなり忘れていたが、なかなかによくできた映画だったなあと改めて思った。
本多猪四郎『モスラ』円谷英二 (特技)、1961年、101分、東宝(製作・配給)。
脚本:関沢新一
原作:中村真一郎・福永武彦・堀田善衛
出演者:フランキー堺・香川京子・小泉博・ザ・ピーナッツ・ジェリー伊藤・田山雅充・河津清三郎・志村喬・上原謙
音楽:古関裕而
ウィキペディアより引用:
<東宝がゴジラ、ラドンに続く怪獣キャラクターとして注力した、構想3年、製作費2億円(当時)、製作延日数200日をかけた日米合作の大作特撮映画。本作で初めて登場した怪獣モスラは、その後も多くの作品で活躍し、先出の2怪獣と並び“東宝三大怪獣”と称される。
プロデューサーの田中友幸によると、本作の企画原案は、制作の半年ほど前に森岩雄から「怪獣が暴れまわる映画も結構だけど、女性も観られる怪獣映画というのはどうだろう。すごく可愛らしい美人を出すんだよ」と持ちかけられたのがきっかけという。ここから「小美人」の設定が生まれ、田中は文芸員だった椎野英之のつてで中村真一郎を紹介され、中村と福永武彦、堀田善衛の三者に原作を依頼。こうして公開に先駆けて『週刊朝日』で「発光妖精とモスラ」が掲載された。田中は本作を『ゴジラ』、『空の大怪獣ラドン』と並んで「出来のいい怪獣映画」と自負している。
安保闘争の翌年の作品で、当初世界同時公開が予定されていたこともあり[注 1]、ロリシカ(ロシア+アメリカのアナグラム。原作では「ロシリカ」)として描かれた米国との関係や、サンフランシスコ講和条約で日本が独立を回復したはずであるにもかかわらず、外国人の犯罪捜査や出入国管理が相変わらず在日米軍主導で行なわれていること、モスラがわざわざ横田基地を通ることなど、当時の日本の政治状況を反映した描写が目立つ。また、当時の宣材パンフレットには、フェミニズムや先住民問題がテーマとして掲げられている。>