前田司郎『ふきげんな過去』 オットー・プレミンジャー『栄光への脱出』 相米慎二『魚影の群れ』

2018/1/2(火)

昨日と今日見た映画を書いておく。去年2017年は121本だった。2016年は190本だったからかなり減少した。というよりも、一昨年が多すぎるぐらいだったのかも。

まず、第1本目は、取り寄せていた『ふきげんな過去』。劇団五反田団を途中から想起した。実は、二人の女優につられて見たので監督を意識しなかったので。18歳の女性が果子(かこ)で、過去にかこつける。母親だと分かる中年の女性が未来(みき)子というのも面白い。未だ来たらずというのに、戻ってくる。でもまたいなくなる。爆弾の作り方を果子に教えただけで。

予想できない極端なモデル。他方、果子は、自分の未来がすべて分かってしまっていてつまらないという。分からないから面白いのだという真理ではあるな。

前田司郎(脚本も)『ふきげんな過去』(2016年、120分、東京テアトル)

小泉今日子(未来子)、二階堂ふみ(果子)、高良健吾(康則)、板尾創路(タイチ)、山田望叶(カナ)

<小泉今日子と二階堂ふみが母娘役を演じる、劇作家・前田司郎のオリジナル脚本による監督作品。小説家やシナリオライターとしても活躍する前田の映画監督作は、「ジ、エクストリーム、スキヤキ」に続いて、これが2作目となる。北品川の食堂で暮らす女子高生・果子の前に、18年前に死んだはずの伯母・未来子が突然やって来た。ある事件を起こし、前科持ちとなってしまった未来子の登場に、慌てふためく家族。そして、果子は自分の部屋に図々しく居候する未来子にいら立ちを隠せなかった。退屈に思われた果子の夏が、自分が本当の母親だという未来子の出現によって、特別な夏へと変わっていく。未来子役を小泉、女子高生・果子役を二階堂がそれぞれ演じる。>

2本目、3本目は録画していたもの。『栄光への脱出』はずいぶん長いが歴史の勉強にもなりそうだし、結構人々が描き分けられていて面白かった。『ふきげんな過去』はすこしアート系だったなとこれを見ると思う。

オットー・プレミンジャー『栄光への脱出』1960年、208分。

ポール・ニューマン エヴァ・マリー・セイント

<ホロコーストを生き延びたヨーロッパのユダヤ人多数がパレスチナへ移民しようとしたが、そのほとんどはイギリスが設けた移民枠を超過した不法移民で、多くがイギリス軍に捕まりキプロス島の難民キャンプに送られていた。難民キャンプで看護婦として働いていたアメリカ人のヒロインの前に、エクソダスと名付けた貨物船を手に入れて彼らを極秘のうちにパレスチナへ送ろうとするユダヤ人で元兵士の主人公が登場する。

 船に乗り込んだ移民たちはイギリス軍との緊迫した駆け引きの末にパレスチナへとたどり着くが、イスラエル建国への道のりは厳しく、次から次へと困難な状況が訪れる。果たして彼らは「栄光への脱出」を実現できるだろうか。>

相米慎二『魚影の群れ』1983年、135分、松竹富士。

かなりの方言。時々分からないこともあるが、だいたいは想像がつく。それにしても、生きるのに不器用な人たちであることか。夏目雅子さんは25歳。佐藤浩市さんって有名な俳優の子供だったよなあと検索、三國連太郎さんだった。

緒形拳、夏目雅子(1957-1985)、十朱幸代、佐藤浩市、矢崎滋

<州最北端、下北半島の漁港・大間の頑固なマグロ漁師・小浜房次郎、房次郎が男手一つで育て上げた娘・トキ子、トキ子の恋人で一人前の漁師になろうと志す青年・依田俊一、この3者の愛憎を軸に描いた人間ドラマである。>

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by kogure613 | 2018-01-02 14:08 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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