行政学第1回、『外科医 鳩村周五郎』1~4話
2017年 04月 14日
2017/4/14(金)
前期は金曜日1限の「行政学」(135教室)のみ。あとは翌週の授業準備に使えるのでありがたい。50数名、救急救命学科や理学療法学科の受講生もいた。
行政学で映像を使うのは少ないのだが、オリエンテーションのあと、文科省の天下りについての映像を使って以下のような資料を作り、行政学が行政法とセットになって行政領域を学ぶことができることを提示した。
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(2)NHK時論公論「文部科学省 組織ぐるみ天下りの構図」早川信夫解説委員(2017.3.30)を詳細に検討しよう。
☆ 国や地方自治体の役人が退職後に、別の団体に再就職することを、「 ① 」と言う。
今回問題になっているのは、国の中央省庁組織の一つである「 ② 」の①である。
☆ 国の各省(全部で11省あり、別の問題、森友学園事案では、財務省や国土交通省が登場する)の事務方のトップを「 ③ 」という。省の政治家を含めたトップはいうまでもなく「 ④ 」である。②は、「 ⑤ 」の①の口利きをしていたことも分かった。⑤は、国の中で外交を担う省である。
☆ 内閣総理大臣や内閣官房長官等が担当する「 ⑥ 」に設置されている再就職等監視委員会に報告した。「 ⑦ 」第百六条の二等の違反であり、⑦の法律により懲戒処分になった。
☆ 大事なポイントは①自体が禁止ではなく、その役所との利害関係がある団体に①することが禁止されている。そういう利害関係のある団体へ役所が斡旋(あっせん)や口利きをしてはいけないし、本人が打ち込むことも禁止していること。
☆ この場合は、私立大学は、②の高等教育局の所管(担当)であり、私学助成金(3000億円)というお金をどれだけつけるかという権限や、新しく学部などを設置する許可の権限も有している。早稲田大学、慶応大学などを「植民地化」しているということさえできる。
☆ 退職後のポストのたらい回し=「渡り」についてものちに学ぶことになる。
公益財団法人、NPO(法人)・・・が対象。
帰ってのんびり。
テレビで録画していた、「鳩村周五郎」のシリーズの第3話と第4話などを見る。クリント・イーストウッド風の一匹狼的刑事とこれも医学界を追放された超人的外科医(手塚治虫的かな?)とのセット物。パタンが始まりが同じなのがちょっと可笑しいが。ホリプロとフジテレビ。
『外科医 鳩村周五郎』第1章・闇のカルテ(第1作2004年、第2作2006年、第3作2007年、第4作2008年)
鳩村 周五郎(はとむら しゅうごろう) 演 - 船越英一郎
小室 源介(こむろ げんすけ) 演 -内藤剛志
川上 つぐみ(かわかみ つぐみ) 演- 美山加恋
川上 明日香(かわかみ あすか) 演- 伊藤裕子(第1作 - 第5作・第7作)
フジテレビ編成企画 - 現王園佳正(第5作 - 第7作)、金井卓也(第2作 - 第6作)、和田行(第3作)、保原賢一郎(第1作・第2作)、成河広明(第7作・第8作)、水野綾子(第8作 - )
脚本 - 深沢正樹
監督 - 五木田亮一(第1作)、猪原達三(第2作 - 第13作)、根本和政(第14作)
OPナレーション - 野田圭一
プロデューサー - 菅井敦、三瓶慶介(第1作 - 第6作)、井上竜太(第3作 - 第8作・第14作)、川島永次(第1作)、梶野祐司(第2作)、小坂智尚(第14作)(いずれもホリプロ)
制作 - フジテレビ
制作著作 - ホリプロ