桂文珍『けんげしゃ茶屋』 笑福亭三喬『初天神』 中野信子『ヒトは「いじめ」をやめられない』

2018/1/5(金)

今年は実質大学の再開は9日からなので、のんびり、家の仕事をちょっとだけしたりして過ごす。

観た落語(録画):

笑福亭三喬(現在は襲名して松喬)『初天神』。何度か聞いたことがあるが、息子の悪知恵が可愛い。

<初天神の日、いたずら盛りの寅吉をつれて、天満の天神さんへ行くことになった男。きっといろいろねだられるだろうと思いながら行ってみると、案の定、アメやみたらし団子を買えとせがまれた上に、たこも買わされるのだが、男の方がたこ揚げに夢中になって。>

桂文珍『けんげしゃ茶屋』。かなり悪趣味。前半は尾籠物。後半(こちらが本編か)は、おめでたい正月に縁起の悪い(葬式関係が主)ダジャレの連発。お金持ちの悪ふざけ。これをさらりとするところがみそだろう。

<大晦日。大店のご主人・通称"村上の旦さん"は、奥さんに掃除の邪魔になると言われ、店に行くと今度は番頭に"気になりますから奥へお入りを"と言われ、居場所がなくなった。仕方なく寒空の下をぶらぶらしていると、馴染みの太鼓持ち・又兵衛に行き会う。"新町へでもお出かけになったらどうですか"と言われるものの、旦さんは新町の茶屋で悪趣味なイタズラを仕掛けたことから悪評が立ち、寄り付きづらくなっていた>

けんげしゃ・・・縁起かつぎをする人を意味する古い大阪弁

http://sakamitisanpo.g.dgdg.jp/kenngesyatyaya.html

英雄たちの選択。中心にいる磯田道史さんもとてもいい(ネクタイの幅が広いのが特徴。多分、磯田さんの鼻が結構広いのでそれとのバランスで選択しているのだろうな)が、中野信子さんも、脳科学という視点からの話で、こういう視点はうちらの学生たちも興味をもつのだろうし、健康科学部心理学科あたりでは話題になるのかもなとか思って、ようやく数冊新書を購入しておいた。

まず読んだのは、中野信子『ヒトは「いじめ」をやめられない』 (2017年、小学館新書) 。どうしてか?と思わせる題名。

<「子どものいじめ撲滅」に向けて、大人たちが尽力している一方で、大人社会でもいじめによる事件が後を絶たない。これは、「いじめは本来人間に備わった機能による行為ゆえ、なくすことは難しい」という一面があることから考えるとうなずける。ならば、いじめに対するアプローチ法を変えて、その回避策を考えていくことが、良好な人間関係を維持するための最善策だ。本書では、子ども、大人の「いじめ」に関して、どのように防止・対応していけばよいのか、脳科学の観点から論を進める。>

https://www.nishinippon.co.jp/nlp/reading_guide/article/372521/

<集団と排除にまつわる問題を脳科学の視点からながめると、いじめはなくならないという一見悲観的な結論へと導かれる。「社会的排除は、人間という生物種が、生存率を高めるために、進化の過程で身につけた『機能』なのではないか」ということだ。こうした人間の生物学的な本質を、テレビでもおなじみの脳科学者である著者がわかりやすい言葉で解説してくれる。

 その内容はかなり衝撃的で、たとえば、「愛情ホルモン」ともいわれるオキシトシンがいじめの原因になっているという。他にも、セロトニンやドーパミンなど、好感や快楽をつかさどる脳内物質がいじめに関係しているそうだ。

 つまり、「いじめが止まないのは、いじめが『やめられないほど楽しい』ものだから」と脳が認識しているからなのだ。>

で、今は、まだ途中だが『サイコパス』(文春新書、2016)。

『英雄たちの選択』 

司会:磯田道史(歴史学者)、渡邊佐和子(NHKアナウンサー)

ナレーター:松重豊

レギュラーコメンテーター:宮崎哲弥(評論家)、萱野稔人(哲学者)、中野信子(心理学者)、植木理恵(心理学者)、加来耕三(歴史家)、笠谷和比古(歴史学者)、小谷賢(国際政治学者)

このほか、毎回ゲストコメンテーターを数人招いている。

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by kogure613 | 2018-01-05 21:06 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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