「障害のある人と共に創り上げるダンスワークショップ」コミュニティセンターひょうず 劇団しようよ『おろしたての魚群』をKAIKA 「京都府新鋭選抜展」「至宝をうつす」京都文化博物館

2018/1/20(土)

野洲駅に降りるのは初めてだった。

駅前に、ホールがあるのはいい。謡いの大会があるようだった。大きなホール(1000席ちょっと)のほかに文化小劇場というのもある(今日は研修会みたい)。

コミュニティバスに乗ってみる。各自治会館などに止まるので時間はかかるが、交通弱者には便利だろうと思う。200円だが高齢者は100円。

コミュニティセンターひょうず。兵主と書くようだ。兵主大社に行こうとしてやめてイオンに。


「障害のある人と舞台芸術をつくる―福祉☓アート☓社会の関係を開拓する人のための特別プログラム」の2回目。創作現場の体験「障害のある人と共に創り上げるダンスワークショップ」。

私は次回2/4の講師なのだが、受講生(研修)がどのような体験をするのか興味深いので、ご一緒する。

最初にナビゲーターの北村成美さんが、どのような構成なのか、観客としての対応についてを教えてくれる。前半は、さあ始めようとか、ことばの説明とか抜きに動き出す。しげやんが動きのきっかけを作るときもあるが、そうでない場合も結構ある。ウォーミングアップの兼ねているが、そこで興味深い参加者の動きをしげやんや二人の併走者(ダンサー)が真似て、参加者たちに伝達したりしているという(終わってからの振り返りでのしげやんの発言より)。


前半は私達も参加できるとのことだが、途中まで鑑賞者でいて、ちょっとだけ同じ床に座ったり寝転んだりした。いつもさきらのステージで見ている人たち(大津プリンスで一度だけいっしょだったが)と同じ目線で眺めたりちょいと一緒に動いたりするのはなかなかに楽しい。

後半は、11月の糸賀一雄記念賞第十六回音楽祭で見た作品。月2回のワークショップでは、後半はすべて湖南音楽祭として本番であるということ。確かに、3つの木枠(私はドアと思っていたが、通ることができてしまう鏡だった)が下手から。琵琶湖の岸から湖に入っていく。鷹だったか鷲だったかが飛ぶ。木枠が三角形になると、ブラックホールみたいな引力が生まれるのかも。

参加者のお一人は、もと写真家(それ以外も色々されている)で、写真のようにシーンが焼き付いたと話していた。


時間の隙間を利用しようと、京都文化博物館で、京都府新鋭選抜展と便利堂創業130週年記念・至宝をうつす―文化財写真とコロタイプ複製のあゆみ―。ダゲレオタイプより前のコロタイプがいまも形を変えつつ使われていることにびっくり。

別館から入ったので、青木聡子さん(京都・文化ベンチャーコンペティション受賞者で、新鋭選抜展でも毎日新聞社賞)の作品群(高校生がレターセットを買っていた)や、塩田千春さんの「胡蝶の夢」を賞味する。


そのあと、麺匠 たか松 四条店で『鶏塩そば』。スープは美味しいのだが、麺と合わせると塩分がいささか強く感じられて、今度行くときはオーソドックスなつけ麺にしてみようと思う。

さて、京都橘大学演劇部(劇団洗濯氣)現役とOBがスタッフで参加している劇団しようよ新作公演『おろしたての魚群』をKAIKAで鑑賞。95分(19時すぎから)は、なかなかに意欲的で刺激的、そして、ああ、こうなっちゃうのねえ、モンスターペアレントは・・と思っていると、小学校の先生の方もずいぶん問題が深く、どうなっちゃっているの?という感じで終わり、いい意味で、引きずるお芝居だった。

作・演出:大原渉平

出演:西村花織 藤村弘二 大原渉平

   紙本明子(劇団衛星/ユニット美人) 川上唯

劇中には、一番話題の二人の人物が出てこないというのが特徴。


一人は、モンスターペアレント(大原渉平さんがかつらを付けて病んだ母親役を怪演)清水さんの子ども「あの子」。母親が、あの子の担任からのいじめをいう(スイミーをしたいのにさせてもらえなかった。感染るのでマスクをしろ、手袋をつけよ、トイレを使うな、教室の外で授業を受けよ・・)。いじめるとする担任は水木先生。かれも休職かなにかしていていない。同じ学年の先生、楠川先生(西村花織さん。明るいがちゃらんぽらん)や学年主任の新海先生(紙本明子さんが、水道水忌避する神経症教師をやはり怪演)はそんなことを水木先生はしないという。


でも、あとで、保健の卯花先生(川上唯さん。まじめ、でも夜中2時までというのはやりすぎ)が、噂の水木先生の衝撃的な「あの子」との接触をいい、何が本当かはわからないまま。清水さんは、彷徨うひと(藤村弘二さん。しかしすぐに音響に妨害されるのは悲しいね)と同じところからいなくなる。2つのアンチリアル。

作・演出:大原 渉平

演出助手:田中 直樹 ( 劇団未踏座/劇団ひととせ )  草間 はなこ

舞台監督:脇田 友

照明:学 ( 劇団洗濯氣 )

音響:さとる ( 劇的集団忘却曲線 ) 

音響操作:渚 ひろむ ( 劇団洗濯氣 )

制作:徳泉 翔平 前田 侑架

制作統括:植村 純子

協力:劇団衛星 ユニット美人

主催:劇団しようよ NPO法人フリンジシアタープロジェクト

made in KAIKA

京都芸術センター制作支援事業

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by kogure613 | 2018-01-20 22:59 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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