工藤俊作プロデュースプロジェクトKUTO-10『財団法人親父倶楽部~死んだと思って生きてみる~』ウイングフィールド

2018/3/12(月)

『財団法人親父倶楽部~死んだと思って生きてみる~』@ウイングフィールド、19012031。ぴったりと90分。

遊気舎にいた頃の後藤ひろひとさんの作演出は本当に楽しかった。久しぶりに、その後藤さんの世界を堪能した。確かに加齢は加齢である。しかし加齢の味もまたある。それでもかわらないしょーもなさ。しょーもないのが楽しい。しょーもないことをするなと言われてきた一ノ瀬社長(保)の哀しさが一番伝わったかも。でも、元劇団(遊気舎をよりグタグタにしたようなお芝居をするところ)メンバーの伊藤(久保田浩)さんのアルバイト中高年の惨めさ、そして認知症が入りかけたかのような嫁(藤本陽子)との無感動な生活に虚しくなっている井出わたるさん(工藤俊作)の悪ふざけもまた終活の一つではある。

ということで、終活喜劇。身につまされる気もするが、これもまた中高年観劇者が増えてきている昨今、自分の未来を楽しく見つめるためには大事な舞台だろうと思いながら帰った。終わってからの羽曳野の伊藤の音楽もまた味わい。

工藤俊作プロデュース プロジェクトKUTO-10 第17回公演

『財団法人親父倶楽部~死んだと思って生きてみる~』作・演出: 後藤ひろひと(Piper

工藤俊作 / 久保田浩(遊気舎) / 保 / 藤本陽子(DACTparty) / 長橋遼也(リリパットアーミーセカンド) / 後藤ひろひと(Piper

提携 ウイングフィールド 

助成 芸術文化振興基金助成事業  大阪市助成公演  

主催 プロジェクトKUTO-10

https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=42386

<平凡極まりない三人の五十代男性、田中・伊藤・鈴木は同じ日に余命わずかであるとの告知を受けた。人生の中で何の冒険も何の栄光も何の名声も無かった彼ら。三人の前に一人の謎めいた人物が現れる。その人物は「財団法人親父倶楽部」なる組織の所属を名乗った。「当倶楽部あなた達のような方々の可能性を応援しようと考えたのです。」

かくして始まるダメ親父達の様々な挑戦。使える予算はほぼ無限。危険も恥もおかまいなしに死ぬなら全てを経験しよう。死んだと思って生きてみる何かがきっと見つかるはずだ。>

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by kogure613 | 2018-03-12 22:57 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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