三木由也「風が ゆっくり ふいてきた」上田荘ガレージ奥広場 ギオン・メンデル「Drowning World」 K-NARF 「HATARAKIMONO」

2018/4/14(土)

KG+(KYOTO GRAPHIEのサテライト?)の一つに行った。上田荘ガレージ奥広場(旧洗いソーダ製造・上田彦商店)、三木由也「風がゆっくりふいてきた」空き建物のリノベーションの写真展と関連トーク(団地の地蔵研究家、政木哲也さんの話など)で、近所の方々も参加してほしかったようだが、このKG+の幟を見て、自分たちには理解できない別世界だとつぶやかかれたという話がまた印象的だった。いずれにせよ、時間がかかるけれど、KG | KYOTOGRAPHIE Satellite Eventhttp://www.kyotographie.jp/kgplus/

http://www.gallerymain.com/exhibition2016/miki.html より

三木由也 1979年 京都市生まれ

2003年 信州大学農学部森林科学科卒

大学卒業後、徐々に制作活動をはじめ、近年は主に写真や映像による特定の場所や地域の記録を軸とした制作を進めている。

三木さんによると、最初は、ビフォーアフターのような住宅写真を期待されていると思っていた。そのうち、過程を撮るようになったが、最初の方は人物は撮らないようにしていた。ところが、人物をいっぱい撮る人の写真を見たりして撮るようになったとのこと。

政木さんが、どれを展示するのか?と聞いて少し考えてから、何気ないようなものかなという答えがあって、その何気ないものに、貴重な空気が流れていると政木さん。層(レア)の重なりかな。あと写真の大きさの選択。

三木由也「風が ゆっくり ふいてきた」 | KG

KYOTOGRAPHIE Satellite Event http://www.kyotographie.jp/kgplus/portfolio/yuya-miki/

<本作は、京都市在住の2人のアーティストが隣接物件を専門家の協力を得て、自ら改装する過程の記録である。三木由也は、一般的な「建築写真」では可視化されない、作業する身体やそこにある膨大な物から一時的で仮設的に現れる光景に着目し、そこに関わる人々の相互性に基づく場所の発生の在り方を捉えようと試みる。本展では、空き家の増加や地域コミュニティの衰退という今日の共通課題について、これからの在り方を模索する濃密で豊かな時間と行為の蓄積を、被写体となった改装物件にて展開する。>

ここを目的地として、見られる本体のKYOTOGRAPHIE京都国際写真祭は、今年はじめてという京都市中央卸売市場のものだったので、京都駅からずんずん歩く。途中でKYOCA(京菓会館 http://kyoca.jp/)があったので、覗く。水族館に近いというのもいい立地かも。

まずは、15-A,B。真似して撮影するグループもいてそれもまた面白かった。何気ない働く人の服装や表情がきっと未来では貴重になるというコメントもあってそうだなと思う。

K-NARF 「HATARAKIMONO」 KYOTOGRAPHIE international photography festival https://www.kyotographie.jp/exhibitions/15-k-narf/

15-A.

京都市中央市場 関連1011号棟南壁面

壁面に常時展示

15-B.

KYOTO MAKERS GARAGE

12:00(平日), 11:00(土・日・祝) – 18:00|休:水曜

IN THE SPIRIT OF “THEHATARAKIMONO PROJECT”, A SPECIAL TAPE-O-GRAPHIC INSTALLATION AT MATSUSHIMAHOLDINGS

<東京在住のフランス人アーティストのK-NARF は、2016年から日本の「働く人」を撮影したTape-o-graphポートレート102作品で構成されたHATARAKIMONO PROJECTの制作を続けている。このプロジェクトはあらゆる仕事、それに従事している人々へ敬意をはらうという、あまり注目されていない日本の文化を“Extra-Ordinary Visual Archive”として保存し、未来へ引き継いでいく。プロジェクト自体の展示と共に、京都中央卸市場やその周辺で働く人々を撮り下ろした原寸大80枚の作品が、彼らの仕事場からほど近い市場の関連棟の壁面に屋外展示される。>

5つぐらいの動画と静止画が同時に映し出される。13の洪水の風景、人物が半分浸かってしまっている写真。後者はやってもらっているのだろうなあ、でも、ヤラセ感はない。Drowning World

反射して美しいともふと思ってしまうが、これはただごとではない世界、しかも温暖化の影響も強いはず。

これを15分ぐらいみてからの外の世界の見え方がずいぶん変わる。花粉症もあって頭が重い感じがしていたが、なにか視覚認知が格段にあがってびっくり(少ししたら元通りになったが)。

Gideon Mendel (ギオン・メンデル)三三九(サザンガキュウ 旧貯氷庫)https://www.kyotographie.jp/exhibitions/13-gideon-mendel/

<ギデオン・メンデルの「Drowning World」は、国境や文化の壁を越えて発生する洪水災害に直面した人々の局面を捉えた作品群だ。洪水が起きると大混乱に陥り、日常生活は中断される。メンデルはこの10年に13カ国で発生した洪水を撮影し、一人ひとりにもたらした影響を捉えた。ポートレート、映像作品、現地で収集した水没写真にて構成された様々な物語からなる彼の作品は、温暖化が世界にもたらす危うさと、世界は変わらずあるという盲信への疑問を私たちに投げかける。>
<ギデオン・メンデル
1959年ヨハネスブルグ生まれ。独自の作品スタイルと長期にわたる社会的プロジェクトへの献身から、国際的に高く評価されている。メンデルは、アパルトヘイト後半期を痛烈にとらえた写真からキャリアを確立していった。1991年にロンドンに移り、HIVAIDSを中心とした地球規模の社会問題に返答すべく写真を撮り続けた。2007年からは、アート作品でもあり洪水問題を唱道するプロジェクトでもある「DrowningWorld」の制作に取りかかり、気候変動という人類への問いかけに答えようとした。「Drowning World」は世界中のあらゆるギャラリーやパブリック・インスタレーションにて発表され、2017年のアルル国際写真祭でも展示が開催された。2016年、ジャクソン・ポロック・クリエイティビティ賞の1人目の受賞者となり、同年グリーンピース写真賞も受賞。Prix Pictet(プリピクテ)賞の2015年受賞候補者にも選ばれる。その他の主な受賞歴に、ユージン・スミス賞、アムネスティー・インターナショナル・メディア賞、世界報道写真賞(6度受賞)などがある。>
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by kogure613 | 2018-04-14 21:26 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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