『江戸の戯画-鳥羽絵から北斎・国芳・暁斎まで』大阪市美術館、プロトテアトル『どこよりも遠く、どこでもあった場所。あるいは、どこよりも近く、なにもない。』

2018/4/28(土)

K先生から招待券を頂いたので、なかなか行くことの少ない展覧会へ。

天王寺駅から公園内を行くと人が大勢、野外で食事や談笑。

エントランスなどに撮影したくなる立体物がある。漫画の源流なので、楽しみやすい作品たち。

ただ、小さいものが多く、読み解きしたくなるので、人の流れがうまくいかない。溜まってしまうので、係の人たちがやっきとなっているのがちょっと課題だろうな。変体仮名と解説とを見比べて、少しずつ、解説がない文字も読める用になるが、こういう私のような人も滞留の原因にはなるわけで。

歌川国芳の「金魚づくり」全9図はやはり一番人気。ベルギーにあるのも面白いところ。5/13まで。


『特別展 江戸の戯画-鳥羽絵から北斎・国芳・暁斎まで』http://www.osaka-art-museum.jp/sp_evt/edonogiga

主催:大阪市立美術館、毎日新聞社、MBS

後援:ベルギー大使館 協賛:大和ハウス工業

<太平の世が続いた江戸時代には、多くの戯画(ぎが)が描かれました。一口に戯画といっても多種多様なものがありますが、本展では「鳥羽絵」をキーワードに江戸時代の戯画をご紹介します。

 鳥羽絵は、広く戯画や漫画を指す言葉として使われることもありますが、より限られた意味では、18世紀に大坂を中心に流行した軽妙な筆致の戯画を指します。そこに描かれる人物は、目が小さく、鼻が低く、口が大きく、極端に手足が細長いという特徴を持ち、その名は国宝「鳥獣人物戯画」の筆者と伝えられてきた鳥羽僧正覚猷(とばそうじょうかくゆう)に由来するものとされます。

 鳥羽絵は、18世紀の大坂で鳥羽絵本として出版され、その人気は明治にまで及びました。また、上方に留まらず、江戸の浮世絵などにも影響を与えています。鳥羽絵を洗練させたとされる大坂の「耳鳥斎(にちょうさい)」はもちろん、鳥羽絵本の影響を受けたと考えられる江戸の「北斎(ほくさい)」や「国芳(くによし)」、そしてその流れをくむ「暁斎(きょうさい)」など、時代や地域により変化しながらも、笑いの感覚は脈々と受け継がれてきました。

 本展では、そのような流れを追いつつ江戸時代の戯画のエッセンスをご覧いただきます。また、歌川国芳の「金魚づくしシリーズ」全9点がそろうのも見どころの一つです(前期のみ)。笑いを文化として発展させてきた大阪の地で、多彩な笑いの世界をご紹介します。(出品予定作品:約280点)>

アフタートークも聞いておく。FOペレイラ宏一朗さんの名前が本名だというのが結構頭に残った。

映画監督になりたいということ。映画館で働くこととの落差。

家族への責任。言葉と気持ちの乖離。それも無意識の。

蒸発。蒸発が一番大事な出来事だったかも。些細なようでひっかかりは煙草と換気扇。

明るい話ではない。社会派ではない。では、なんだろう?

プロトテアトル第7回本公演『どこよりも遠く、どこでもあった場所。あるいは、どこよりも近く、なにもない。』ウイングフィールド、14時過ぎから90分。作・演出:FOペレイラ宏一朗

出演:小島翔太男の妹の夫で、大学同期)、豊島祐貴(男、主人公)、FOペレイラ宏一朗(大家)、ののあざみ(男の母)、浦長瀬舞(弟の妹)[劇団冷凍うさぎ]

https://stage.corich.jp/stage_main/72878

<【作品のイメージ】

ラジオから流れる音楽は日常を映画のように彩る。虚構の中で感じる現実は、生活を俯瞰して見る視点をくれる。誰もが白いスクリーンに自己を投影しながら他人の人生に憧れを持ち、自分の言葉や価値を消費していく。新しいものはもう何もなく、すべて時代の責任だと、自分の居場所を直視せず家のドアを開けて出ていく。春の風は誰にも等しく吹きかかり桜の花粉は新しい命を予感させる。散った。家の前の桜はまだ春なのに散った。この家には今はもう何もない。白いカーテンだけが揺れている。>

授業で活用しようかと買っていたDVD本をようやく視聴。

枝雀さんの『寝床』、彼の喉の調子が悪くて、そこがしんどそうなのが残念。

『饅頭こわい』は、若々しく、前に観ていたものと違うところが数箇所。特に狐に化かされるところは軽い驚き。

桂枝雀 名演集 第3シリーズ 第1巻 寝床 饅頭こわい (小学館DVDブック) 単行本 – 2016

<第1巻は、解説の小佐田定雄氏も「あれっ! この噺、シリーズにまだ入っていなかった?」と驚いた『寝床』と『饅頭こわい』。枝雀落語のベスト3といえば、『宿替え』『代書』、そしてこの『寝床』です。前2席は既に刊行されており、今回の映像はまさに「満を持して」の登場です。

『寝床』は、東京落語の大ネタとして知られていますが、上方では枝雀が現在のような人気のある噺に仕上げたとも言われています。1972年まだ前名の「小米」時代に初演して以来進化し続けたネタで、今回の映像は、そのアクション、表情とも、「これぞ枝雀」といえる見応えたっぷり!な高座。

もう一席の『饅頭こわい』も、東京でおなじみの噺ではありますが、上方では色々なエピソードが間に入っての長編になります。上方の『饅頭こわい』をご存じない方には、是非見ていただきたい「まんこわ」です。

こちらは、襲名後3年足らずという若い枝雀師匠の高座を見ていただけます。

どちらも、もちろん初出し。見たことのない桂枝雀の2席をお楽しみください。 >

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by kogure613 | 2018-04-28 22:34 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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