兵庫県立ピッコロ劇団ファミリー劇場『さらばドラキュラ』ピッコロシアター、カズオ・イシゴロ『わたしを離さないで』

2018/8/5(日)

早く行き過ぎたなと伊丹駅でチラシを確認したら、カムジュウは来週で今日はピッコロシアターだった。ちょうどいい具合に塚口駅に戻って、陸橋をフラフラ渡る。

兵庫県立ピッコロ劇団ファミリー劇場『さらばドラキュラ』113分から1233分。

この前の『蒲団と達磨』のお父さん役にピッコロシアター前の階段で出会い、すごかったですね、と一言言ってしまう。実は、凄かったというニュアンスは、やはり、あの夫婦の人間性のねじ曲がり方がどうも心に引っかかているからだとあとで思ったりする。

昨日のダンスでもコミュニティダンス的ワークショップ、オーディションが取り入れられていて、とても小さな女の子が転んで泣いて、でもまた戻ってきたりして、その偶然性はあまりにもぐっと来てしまうのは、ずるいというか、そういうものだというか。

今日は、お客さんに子供たちが多くて、暗闇でびっくりしたり、お母さんとの別れに涙ぐんだり、子供たちと舞台って本当に大事だなと思う、連続して。

今日の「さらばドラキュラ」は、何ともすがすがしい音楽劇。まあ、主人公のプラド(コックスが実は主人公だとも言えるが)のマザコンからの脱出の手際悪さはちょいといらつくがまあ許容範囲。

終わって、40周年ですねえという話からピッコロ劇団も24年立っていて、いま創立以来からのメンバーが4名いるとのこと。今日のオンディーヌ役の木全晶子さんもその一人だとか。

(参考)

家出した吸血鬼を描く音楽劇、ピッコロ劇団「さらばドラキュラ」https://natalie.mu/stage/news/287425

 兵庫県立ピッコロ劇団ファミリー劇場「さらばドラキュラ」が、845 日に兵庫・兵庫県立尼崎青少年創造劇場ピッコロシアター 大ホールで上演される。

 本作は、ピッコロ劇団による、子供と大人が共に満足できる作品作りを目指したシリーズの一環として制作されるもの。今回は、サスペンデッズの早船聡が吸血鬼をモチーフに書き下ろした戯曲を、劇団メンバーの平井久美子による演出で、歌と踊りを交えた音楽劇として立ち上げる。

 吸血鬼の青年・ブラドは母・ドミニクに反発し、こうもりのコックスと共に家出していた。町外れの森に迷い込んでしまった彼らは、ひょんなことから森に来ていたサーカス団を手伝うことになり……

 チケットの一般販売は620日にスタート。なお121516日には、兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールでも本作が上演され、同公演では小学2年生から中学3年生までの児童・生徒を対象に、こうもり役の出演者を募っている。詳細は兵庫県立ピッコロ劇団の公式サイトを確認しよう。

作:早船聡

演出:平井久美子

音楽:園田容子

振付:森田守恒、福島直美

出演:堀江勇気、橘義、亀井妙子、今井佐知子、森万紀、木全晶子、三坂賢二郎、野秋裕香、今仲ひろし、浜崎大介、吉村祐樹、木村美憂、菅原ゆうき

読み終わった小説。

カズオ・イシゴロ『わたしを離さないで』土屋政雄:訳、ハヤカワepi文庫(早川書房)、2008年。

やっぱり、すこしカズオ・イシグロさんは苦手かも知れない。テーマや内容はとても素晴らしいのだが、テンポがどうもゆっくりしすぎているようで、ぐるぐる同じところをたどっている感じがあって。まあ、最近、ほとんど純文学を読まず、ミステリとか警察物とか、そういうわかりやすくテンポのいい直木賞的小説に慣れているだからかも知れないが。

<紹介

自他共に認める優秀な介護人キャシー・Hは、提供者と呼ばれる人々を世話している。キャシーが生まれ育った施設ヘールシャムの仲間も提供者だ。共に青春の日々を送り、かたい絆で結ばれた親友のルースとトミーも彼女が介護した。キャシーは病室のベッドに座り、あるいは病院へ車を走らせながら、施設での奇 妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に極端に力をいれた授業、毎週の健康診断、保護官と呼ばれる教師たちの不思議な態度、そして、キャシーと愛する人々がたどった数奇で皮肉な運命に……。彼女の回想はヘールシャムの驚くべき真実を明かしていく――英米で絶賛の嵐を巻き起こし、代表作『日の名残り』を凌駕する評されたイシグロ文学の最高到達点。解説/柴田元幸。>

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by kogure613 | 2018-08-05 22:36 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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