新井紀子『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』 前田英一『Every day is a new beginning』ロームシアター京都ノースホール

2018/9/6(木)

この本は、後半部分を知りたくて買ったものだった。

ゼミ生に試してみたいなと思いつつ。

でも、それ以上に、AIについての一つの考え方がわかり、自分的には納得できるなと思ったものだった。

新井紀子『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』東洋経済新聞社、2018年。
https://www.flierinc.com/summary/1489 より
<AIが神に代わって人類に楽園をもたらすことはないし、逆に人類を滅ぼすようなこともない。しかしいまある仕事の多くが今後、AIに代替されるのもまちがいない。そしてその未来はすぐそこまで迫っている。

 そんななか著者が不安視するのは、未来の日本の労働力となる中高生だ。英単語や世界史の年表、数学の計算など、表層的な知識という意味ではそこまで問題ないかもしれない。だが中学校の教科書程度の文章でも、正確に理解できる人は予想以上に少ない(これは大人も例外ではない)。そして彼らが比較的得意としている暗記分野はAIのもっとも得意な分野であり、今後代替される可能性が高いのだ。>
p258あたり
昔は、大学入試でのスクリーニングだけしてあれば、あとは自分の会社で教育するというスタンスだったのが、21世紀になって、もっと使える人材を教育するようにという声があがるようになった。どうしてか?企業がほしい人材はどのような人材か?
<結局のところ、ITやAIでは代替不可能な人材、意味がわかり、フレームに囚われない柔軟性があり、自ら考えて価値を生み出せるような人材」ということに。
<重要なのは中学卒業までに中学校のどの科目の教科書も読むことができ、その内容がはっきりとイメージできるようなリアリティのある子供に育てること>
確かに、ゼミで音読させているが、読解力があるのかどうか、なかなかそこまでチェックできてはいないが、とんでもない読み方をすれば、意味を追って読んでいないことは分かる。


北海道で地震。最初震度6強といっていたが翌日には最大の7に。

全戸295万世帯(翌日1/3は回復。周波数が乱れて、とかいろいろ知らないことが多い)。厚真町、安平町。みんなアイヌ語からだ。

13時半前にロームシアター京都ノースホールへ。丸太町駅から(帰りは三条駅まで歩く)。

懐かしい人に会う。確か、名村造船の絡みで関東から来はったのだろう。前に座ったダムタイプの公演でよく拝見した女性と話している。

Every day is anew beginning』。タイトルは前向きだ。ただ、宇宙の始まりというよりは終焉を素粒子物理学で数式化しているという。全く見えないし見えてもちんぷんかんぷん(でも終わってみたら意外にシンプルに変わっていた、アインシュタイン方程式が途中で消されていたなあとか)。ニュートリノとか言葉が断片的に頭に入ってくる。後半は英語に何故かなった。

橋本幸士さんが最初。理論物理学者はコンピューターは使わない。これはテレビでもやっていた。黒板に手書きで数式を書く、解く。次に音楽家。ryotaroさんはアコーディオンのほか、奇妙な音シンセ。ヤニック・パジェさんは、橋本さんの書いている数式について話しかける。これは0でいいんじゃないとか。正直、それ以外にダンサーとかミュージシャンとかとの物理的な絡みはない。ただ、照明の下限で大きな黒板が街の姿に見えたり、背景美術の役割(しかも変わってゆく)にはなっている。

ダンスは冒頭と最後が印象的。靴の踵で左、つま先で左とかの移動は結構面白い。最初は、モランディの瓶の並びだとチラシにあったがそういわれるとそうかも。結構美術作品との関係が多いようだ。

最後は、一番、化学の原子や物理の素粒子の視覚化みたいで楽しかった。80分弱。

音楽は、途中の家具の音楽ぽいピアノがなかなかに心地よくて、ダンスにそんなに集中していないときもあった。もちろん、スタンドのムーブはダイナミック。

https://www.einb.org/member より抜粋

前田英一演出作品

Every day is anew beginning

<終末を迎える未来の世界を舞台に、素粒子物理学者とパフォーミングアーツが邂逅する。>


前田英一(作・演出・出演)<パフォーミングアートグループ : ダムタイプの作品「OR 」、「memorandum」、「 voyage」 に出演、国内外の多数の ツアーに参加する。>

橋本幸士<理論物理学者。大阪大学・大学院理学研究科教授。素粒子物理学、超ひも理論の研究を進める傍ら、著書に、天才物理学者浪速阪教授の70分講義シリーズ「超ひも理論をパパに習ってみた」・「宇宙のすべてを支 配する数式をパパに習ってみた」(KS科学 一般書 ) 。「超弦理論知覚化プロジェクト」、TED× Osaka Uでの講演などさまざまなアウトリーチ活動も手がけている。>


ヤニック・パジェ(作曲ピアノ打楽器)<ラムルー管弦楽団では副指揮者とし て佐渡裕のアシスタント、2005年兵庫芸術文化センター管弦楽団のアソシエイト・コンダクターとして来日。以来、日本を活動拠点に、2008年より大阪教育大学にて教鞭をとり、多くの演奏会 で同大学合唱団・オーケストラを指揮。>

ryotaro (アコーディオン・シンセ ) <エレクトロニクスを融合したアコーディオン奏者。京都精華大学卒業後1996年からナスノミツ ル (アルタードステイツ)、三条とおる (EP-4)らのelementsに加入後、数々のアングラの巨匠との共演を経て、梅津和時らと中山ラビのツアーメンバーを務めアルバム「My Back Pages」をリリース。今貂子(舞踏) と仙石彬人(TIMEPAINTING) と パフォーマンスユニット:ミズモノ結成 。>


合田有紀(振付・出演)<2006-2017年、Monochrome Circusダンサーとして活動し、国内ツアーや各地での公演 、フランス 、韓 国 、フィンランド のフェスティバルへの出演など、国内外問わず多くの作品に参 加 。2015年より、コンテンポラリーダンスの進化と普及をめざす企画集団「ゴーダ企画」を立ち上げる。>

野村香子(振付・出演)<2007-2017Monochrome Circusに所属。主要ダンサーとして国内外の多くの舞台に 立ち経験を積む。015年よりゴーダ企画の企画・ 運営を担当し、アーティストの発掘・発 信・交流をめざす幅広い機会を提供 。>

瀧口翔 (出演)<14歳より独学でベースを始め、21歳からラップトップによる音の加工、編集、作曲を開始。以降ダ ンサー、パフォーミングアーティスト、映像作家等に楽曲を提供。>


出口 雨<脚本・ドラマトゥルク・演出助手 >

[ 助 成 ]

日本芸術文化振興基金助成事業

京都府文化力チャレンジ補助事業

[ 協 賛 ]

ヴォイスギャラリー

a0034066_07402614.jpg

a0034066_07402744.jpg

a0034066_07402948.jpg

a0034066_07403037.jpg

a0034066_07403125.jpg


トラックバックURL : https://kogure.exblog.jp/tb/238745350
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by kogure613 | 2018-09-06 21:21 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

こぐれのぶお・小暮宣雄 写真は春江おばあちゃんと・サボテンの花嬉しく 


by kogurenob