佐々木譲『ワシントン封印工作』 J・J・エイブラムス『M:i:Ⅲ(ミッション:インポッシブル3)』

2018/9/17(月)

観た映画。録画していたもの。普通に面白いし、体力がないと大変だなあと思う(たまたま10年前のNHKの番組が録画されておいて、B’zの稲葉さんがとても体を鍛えたり喉に気を配っているのを観た。地道に自分たちが納得するように曲を作り上げギターを工夫している、2小節を3ヶ月・・)。

Mi:Ⅲ(ミッション:インポッシブル3

ミッション:インポッシブル』は名前だけ知っていた。なるほど、シリーズで6作まで出ていて、主人公が製作の実権を握っているとか。でも、NHKでは『Mi:Ⅲ』だけだったので謎だった。

JJ・エイブラムス『ミッション:インポッシブル3126分、2006年、パラマウント映画。

<トム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブル』シリーズの3作目。監督は『エイリアス』『クローバーフィールド』のJJ・エイブラムス。
<この映画を製作する上でまずエイブラムスが重要視したのが、テレビシリーズの特色の一つでもあった作品中の「チームワーク」である。1は序盤のテレビシリーズの構図が次第に崩壊しトム・クルーズ演じるイーサン・ハントが苦悩する展開であり、その終盤と続作の2の見せ場はイーサンの独擅場となっていた。本作はチーム要員を編成し、前2作より『スパイ大作戦』の映画化らしい出来にする、という前置きがあり、それに従いテレビシリーズの構図に近い出来となっている。>

敬老の日でもあり、ずっと家。

でもすこし新学期の準備をしなくちゃという気持ちはあったりはする(でも石破茂さんの銀座の演説とか路上風景などを観てしまう)。

佐々木譲『ワシントン封印工作』。読んだ小説。佐々木譲さんの北海道の警察物も面白いのだが、地名のことなどで、どうしても黒川博行さんの大阪物を手にとってしまう。

ワシントンの日本大使館の小さな派閥のところが実に面白い。唯一日本人を嫌わない中華料理屋でも、テーブルを一緒にしないのね。でも、きっと聞き耳をたてているかも知れず。

佐々木譲『ワシントン封印工作』(2010年、文春文庫、1997年単行本)

<昭和十六年、ワシントンの日本大使館に臨時雇用された医学生の大竹幹夫は、同僚の若い日系人タイピスト、ミミ・シンプソンに一目惚れする。しかし、ミミは国務省高官のホルブルックが潜入させた女スパイだった。和平交渉の裏側で進展する謀報活動と、三人の恋愛模様。第二次大戦三部作に連なる長編小説。>

http://www.minc.ne.jp/~yoshir/yoshir/novel/wasintonhuin.html

<『昭南島に蘭ありや』もそうなのですが,この作者は,国家が戦争へと突入する時代を描くときに,重層的なアイデンティティを持った人物や,国籍的・民族的にマージナルなキャラクタを配して,その視点から時代の流れを描き出すのがお好きなようです。それは,戦争という,「身元」「所属集団」の明示-「敵か,味方か?」-が否応もなく求められるシチュエーションだからこそ,「敵」でも「味方」でもない-同時に「敵」にも「味方」にもなりうる-スタンスの視点が,戦争や国家をシビアに見つめることを可能にするからなのかもしれません。
< さて物語は,開戦前夜の日米交渉の舞台裏-ワシントン内部での「和平派」と「開戦派」との確執,本国との乖離に苦悩しながら和平交渉を続ける野村大使,国益よりも省益を優先させる外務省官僚などなど-を描いていくことで進んでいきます。そこであぶり出されるのは,アメリカと日本の「情報」に対する,まったく異なる態度でしょう。アメリカ側が日本に関する情報を収集し,それに対する解析を徹底させているのに対して,日本側は,本国と大使館との間に意志疎通さえもままならず,ついには,宣戦布告という,きわめて重要な文書さえも定刻に届けられず,「卑怯な国家・民族」という歴史的な烙印を押されてしまう大失態を演じてしまいます。


トラックバックURL : https://kogure.exblog.jp/tb/238762085
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by kogure613 | 2018-09-17 17:02 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

こぐれのぶお・小暮宣雄 写真は春江おばあちゃんと・サボテンの花嬉しく 


by kogurenob