西川美和『夢売るふたり』 平田満・渡辺和『クラシックコンサートをつくる。つづける。』 太下義之『アーツカウンシル

2018/9/22(土)

見たDVD

西川美和『夢売るふたり』2012年、137分。アスミック・エース。溶暗。少しして今度はすっと光。

省略の間、想像の時間が頭脳と気持ちを刺激する。

音楽が特徴、淡々としている。結構、やばいこと(結婚詐欺、しかも妻が夫をコントロールして)やっているのに。

松たか子/阿部サダヲ/田中麗奈/鈴木砂羽

監督・原案・脚本:西川美和

音楽:モアリズム

https://www.asmik-ace.co.jp/lineup/2117

<開店5周年を祝う胡蝶蘭が飾られている。その調理場から失火して店は全焼。

市澤里子、貫也の夫婦は小料理屋「いちざわ」を経営していた。小さいながらも常連客で賑わっていた。すべてを失った夫婦は再建を考える。貫也は働きもせず酒に溺れる。ある日、貫也は駅のホームで店の常連客だった玲子に再会し、酔っ払った勢いに任せて一夜を共にする。不倫相手からの手切れ金を貫也に渡す。浮気はすぐにバレ、手切れ金を燃すが、里子はこの出来事をキッカケに、夫を女たちの心の隙間に忍び込ませて金を騙し取る結婚詐欺を思いつく。>

ショートメイキングで松たか子さんが自転車不得手というのは見られたが、このインタビューの中では、同じく木村多江さんもそうだとある。

<『夢売るふたり』 西川美和監督 インタビュー http://www.hmv.co.jp/news/article/1301280019/

-- 女性の綺麗なところだけではない、内面の生々しさを映画であれだけ見せられる作品は最近あまりなかったと思います。

西川 女性が何人も出てくるのでそれはそれぞれなんですけど、ウェイト リフティング選手のひとみ(江原由夏)とかソープ嬢の紀代(安藤玉恵)のキャラクターって、実は遠いようで女性が生きていれば誰しも感じたことがあるコンプレックスであったり、弱みみたいなものを体現していて、それを彼女らみたいな見目麗しいともてはやされるタイプではないけれど、人間的にチャーミングな人が演じてくれて、あの女性二人に関しては、男性からもすごく好感触なんですよ(笑)。松さんの演じた里子には逆に「すごい怖い」って、怖気づかれちゃったりするんですけど、「あの二人はよかった」って言ってくれるという(笑)。>

ずっと家。

読んだ本2冊。

平田満・渡辺和『クラシックコンサートをつくる。つづける。―地域主催者はかく語りき』水溶社、2017年。

「劇場・音楽堂でもなく、公共セクターでもない主催者のありかたを「日本の楽友協会型」とすれば、その営みを支えるアーツ・マネジメント」についての基本文献の一つ、と箕口一美さん。カザルスホールの頃がなつかしい。

ここには、橋本敏子さんの「ながらの座・座」ももちろん掲載されている。

太下義之『アーツカウンシル―アームズ・レングスの現実を越えて―』水曜社、2017年。

自治体文化財団の歴史って初めて読んだような気がする。それに、国土庁の全国総合開発計画との関わりの言及も。それはそんなに密接だったとは思わなかったな、担当しているときは。

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by kogure613 | 2018-09-22 22:05 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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