佐々木譲『カウントダウン』 柳家小満ん「二階ぞめき」 2回生ゼミ

2018/9/25(火)

夜録画していた落語鑑賞。

柳家小満ん「二階ぞめき」。

「ぞめき」というと阿波おどりのお囃子としてしか知れなかったが、「騒ぎ」みたいな意味から、吉原などの遊郭を冷やかすだけの行動のようだ。「ひやかし」というのも山谷のある風習からだとかいろいろ知らないことがわかる。

途中でカエルさんたちが二本脚になって「ぞめき」したりもする。

座敷牢なのに、吉原の風情を内装する。結構シュールな最後だったし、落語的な一人何役をする主人公。落語についての落語でもあるなあ。

(参考)

http://senjiyose.cocolog-nifty.com/fullface/2005/02/post.html

<残っているのは、現役の立川談志のCDを除けば五代目古今亭志ん生のもののみです。志ん生がこの噺を誰に教わったかは不明ですが、おそらく、三代目小さん門下の廓噺の天才・初代柳家小せん(→「五人まわし」)でしょう。

 志ん生は寄席やホール落語で、「二階ぞめき」を数え切れないほど演じました。それだけに、志ん生の数多い十八番のうちでも、もっとも志ん生好みの噺といえますが、自分が若き日に通いつめた、古き良き吉原への追慕もさることながら、志ん生が何より愛したのは、この若だんなの純情さ、それを許してしまう棟梁その他周囲の人々の江戸っ子の洒落気や懐の深さではなかったでしょうか。>

佐々木譲『カウントダウン』新潮文庫、2013年、2010年単行本。

読んだ本。「ポリティカル情報小説」と作者自身が名付けている小説。フィクションの都市だが、夕張市の財政再建団体になったことを踏まえていて、しかも、赤字隠しを年度の切り替わりの時期の「出納整理期間」において、一借を会計間で行うことでやってきたというところとか、なかなかに公務員の人たちなら特にそうだったんだなあと思わされるもの。今は、これは出来ないようにしているのだろうか?

<市長選に出ろ。オフィスに現れた選挙コンサルタントは、いきなりそう告げた。夕張と隣接し、その状況から双子市と称される幌岡市。最年少市議である森下直樹に、破綻寸前のこの町を救えというのだ。直樹の心は燃え上がってゆく。だが、二十年にわたり幌岡を支配してきた大田原市長が強大な敵であることに違いはない。名手が北海道への熱き想いを込めた、痛快エンターテインメント。

2回生ゼミ。

1分間スピーチ。話す練習も少し。最後に、この前読んだ本にあった問題にチャレンジしてもらう。

その影響かどうかわからないが、公務員の種類が多すぎてどうしたらいいか分からないと2名が終わってから聞いてくる。

公務員試験対策センターに行くように言う前に、大きく、専門科目があるところと教養科目だけのところ、SPIで受けることのできる大津市や奈良市などがあるという話はしておく。2回生後期から本格的に準備するのなら、専門科目もしていたらいいのではないかな、ということをあとで思ってラインしておく。教養科目だけの市役所だったら、数的処理は一番の決め手になるので、ゼミでも余った時間があればやっておくほうがいいかも。

来週から、2名ずつ、教科書を数ページずつ担当を決めて、レジュメをつくり発表するという形にする。いままでの音読だけで、あとにテストというよりは面白いはず。

学外授業は、山科社会福祉協議会の障害者ボランティア講座と、1216日の市縁堂。

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by kogure613 | 2018-09-25 22:21 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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