活動体験「小暮宣雄さんと巡るワークショップツアー」 ふしみ学園アトリエやっほぅ!!by社会福祉法人グロー
2018年 11月 08日
2018/11/8(木)
丹波橋駅をバス停と反対に歩く。スーパーがあってその少し先。
京都市公営民営社会福祉施設京都市ふしみ学園はすぐ見つかった。
看板の並びが合同庁舎みたい:京都市伏見老人福祉センター、京都市伏見区社会福祉協議会、京都市伏見老人デイサービスセンター、京都市フッシミ障害者授産所、京都市伏見障害者デイサービスセンタ―、京都市ふしみ学園、伏見区社協ボランティアセンター、ふう。
京都市ふしみ学園は3階。いくつかのワークの場所があり、食堂や医務室などもある。着替えの場所があるのが特徴かな。
アトリエやっほぅ!! ができる前は、納期がある作業ばかりで、ストレスを感じる人たちがいた。月1回のペースでアートの時間とする。ということで、療育が目的だった。
その後、陶芸設備を整え、陶芸をする奥のスペースとその前の絵画や版画などをするスペースを確保。常設なので、ここに通うという人たちが19名になる。
嵐山で小寺由理子さんの個展を見ていたこともあって、彼女のタージマハールを書くエネルギーに圧倒される。それぞれが自分の居場所で創っている。昼食後なので、お昼寝の人もいる。始まる前に癲癇になった人もそのうち起きている。その人ともうひとりはそういう発作があるので畳。
木村全彦(まさひこ)さんはガウディを書き始めていた。彼の作品は東京にいまいっていたり世界を巡っている。彼を発端にして、島津仁さんや南保孝さん(平べったい四角の顔が重なるので手ぬぐいにもなっていた)、堀口好輝さん(摺り師は別なので彫師かな)、若林義輝さん(精緻)、勝山雄一朗さんらの作品がいろいろなところで展示されるようになった。
アトリエやっほぅ!!の人たちの作品を眺めていて、無理のない環境づくりにとても配慮されていることがワークショップ参加者共通の理解だった。大声がパニックになる人と、歌うことが好きで音楽活動もする人との距離や配慮・・・それと作品の特色がうまくばらばらで、一つの色にはしていない。もちろん、見せあったりしているので、真似るという現象が生じているはずだが。
ふしみ学園アトリエやっほぅ!!。美術とともに、陶芸があり、これは少数ながら商品として作られている。ただ多くの取引先から注文がくるとまたストレスになるので、それは避けて<http://www.atelieryoohoo2.sakura.ne.jp/gallery/ceramics.html
平成30年度障害者芸術文化活動支援センター 芸術文化活動を支援する人材育成
http://www.no-ma.jp/?p=17317
今年度、ボーダレス・アートミュージアムNO-MAを運営する、社会福祉法人グローでは障害のある人と美術や舞台表現を楽しむために3つのテーマで計10回のさまざまな芸術活動支援のためのプログラムを実施します。
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【実際に体験することがいちばん!さまざまな現場に出会い学ぼう】
「福祉施設でどのように美術や舞台表現の活動をしたらいいのだろう」「作品をつかってグッズをつくりたいけどどうしたらいいのかな」「作品をみせる、楽しむってどういうこと?」このような悩みや疑問を持っている方にぜひ体験していただきたいです。
《障害者芸術文化活動普及支援事業(滋賀県、厚生労働省)》
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2.活動体験「小暮宣雄さんと巡るワークショップツアー」
講師:小暮宣雄(京都橘大学現代ビジネス学部教授)
①京都市ふしみ学園 アトリエやっほぅ!!
日時:11月8日(木)13:00~16:00
講師:中島慎也(京都市ふしみ学園支援員)