川村泰祐『海月姫』 松田青子『スタッキング可能』
2018年 11月 27日
2018/11/27(火)
2回生ゼミのあと、ふるさと納税で卒論を書いている他のゼミ生の相談にのる。
部長会。
帰って、映画(ブルーレイ)。のんちゃんがまだ能年玲奈だったころの映画やな。
コミック原作の映画の多いこと。テレビドラマにもなっていたようだ。
川村泰祐『海月姫』2014年、126分。能年玲奈 菅田将暉 池脇千鶴 太田莉菜 長谷川博己
原作 - 東村アキコ「海月姫」(講談社『Kiss』連載中)
監督 - 川村泰祐
脚本 - 大野敏哉、川村泰祐
音楽 - 前山田健一
ドレスデザイン・スタイリスト - 飯嶋久美子
<幼少期に母親を病で亡くし、鹿児島から一人で上京した倉下月海は大のクラゲ好き。定職にもつかず、天水館という下宿で独特のオタク趣味を持つ同じくニートの仲間たちと、慎ましく共同生活していた。そんなある日、ペットショップで売られているクラゲの扱いを巡って店員と口論になる。そこに現れたのはオシャレで背の高い美女だった。彼女がクラゲを購入してくれたことで問題が解決し、恩義を感じた月海は彼女を天水館に泊める。しかし、翌朝隣で寝ていたのは紛れもなく男だった。地元の政治家鯉渕慶一郎の長男である鯉渕蔵之介。「女装男子」という趣味を持つ蔵之介に月海は大慌て。なにしろ天水館は男子禁制。尼~ずと呼ばれる他の住人たちに知られては一大事であった。どうにか蔵之介を帰すことに成功したが、蔵之介は内気だが一風変わった月海に興味を抱き、改めて天水館を訪れる。オシャレ美人という蔵之介(蔵子)に尼~ずたちは気後れするが男だとは気づかず、持参の食べ物に釣られて出入りを許してしまう。蔵之介は月海が実は美人だと見抜き、自宅に招いた彼女にメークを施しドレスを着せる。すっかり見違えた月海は自分自身の姿に戸惑い出ていくが、それを蔵之介の弟で慶一郎の秘書である修に見られ、一目惚れされてしまう。・・・・・>
松田青子『スタッキング可能』河出文庫、2016年。
「スタッキング可能」は2012年9月『早稲田文学』
p91<…誰にも侵されない難攻不落の『わたし』をつくる。会議室にあるみたいなスタッキング可能のイスを重ねてバリケードをつくる。…>
テレビドラマチェック。
「主婦カツ」、「ヘッドハンター」、「ハラスメントゲーム」