観世流能『羽衣 彩色之伝』 舞楽『納曽利』桂米團治『たちぎれ線香』 藤生明『徹底検証 神社本庁』

2019/1/2(水)

恒例の元旦番組を2つ観る。

舞楽・右方『納曽利(なそり)』高麗笛がソロっぽいはじまり。龍笛とは確かに違って活躍が篳篥と対等かそれ以上。別名、双龍舞。

(参考)

http://o-gagaku.com/kyoku/nasori.html

<高麗笛と篳篥の旋律の絡まり合いも2匹の龍のようです。長身の龍がからまりあっておりなす彩 りを、音を通して感じさせてくれます。

 唐楽の龍笛と篳篥のメロディの組み合わせはある程度パターン化していて変化に乏しいように思えますが、それに比べるとこの曲を含めて高麗楽の場合、高麗笛は篳篥の旋律をただなぞるに止まりません。その絡まりが、唐楽で鳳笙が演じている役割を代替しているようでおもしろいですね。>

<高麗楽(こまがく)。高麗壱越(こまいちこつ)調の小曲。舞は二人の走り舞で、一人で舞うときは落蹲(らくそん)という。>

観世流能『羽衣 彩色之伝』

羽衣は筋書きがわかりやすいので、授業に使えそうだと思いつつ観る。少し装束を羽織るところが省略されていた。

シテ(天人)観世清和、ワキ(漁夫白龍)森常好、ワキツレ(漁夫)舘田善博、ワキツレ(漁夫)梅村昌功、笛一噌隆之、小鼓観世新九郎、大鼓亀井忠雄、太鼓林雄一郎、後見木月孚行、後見坂口貴信、後見観世三郎太、地謡角寛次朗、地謡岡久広、地謡山階彌右衛門、地謡観世芳伸、地謡浅見重好、地謡上田公威、地謡角幸二郎、地謡木月宣行

1時間000秒)~観世能楽堂~

録画している落語鑑賞。

柳家さん喬『百川』・・・おっと、半年前に観たなとわかりつつ、でも最後まで楽しむ。

そして、人情噺というのは上方落語では珍しいという大作(55分ぐらい)、

桂米團治『たちぎれ線香』。幕末の松富久亭松竹の作だという言い伝えあり。

下手から。出囃子は三下り羯鼓。東京には800人以上の落語家、上方も270人以上で全国では1000人以上いるということ。落語はどうも上げ潮なんだな。

船場の大店。番頭と丁稚。親戚たち。お芝居で若旦那を閉じ込めて改心させる。

もともと遊び人ではないからこそ真剣に好きになる。改心した部分と忘れられないものと。

後半に三味線と唄が聞こえる(地唄の雪)。これがすっと下げへといく。

お茶屋に置き屋。結構大勢を演じ分ける。

線香が燃えるまでって何分ぐらいだろう。

落ちの線香は、芸娼妓の花代(揚げ代・玉代)の俗称。線香一本のたち切る(燃え尽きる)時間を単位としたから。現在一本は30分。>

読んだ本。「石清水八幡宮の宮司で神社本庁総長の田中恆清」(p214)さんとか出てくると地元なので、ちょっとどきどきしたりする。

藤生明(ふじうあきら)『徹底検証 神社本庁-その起源から内紛、保守運動まで』2018年、ちくま新書1361

357

<占領軍が日本をさり、やがて神社の結束がゆるむと、神社本庁の人事権は弱まるどころか、上明下服させるための「神職操縦」の切り札となった。現実には葦津が展望したような方向へと進まず、中央集権化が一段と進んでいるように思えてならない。

<ここ最近、神社界の中央では富岡八幡宮での惨殺事件、職員宿舎売却に端を発した神社本庁内のゴタゴタが起き、地方では大分・宇佐神宮における天下り宮司と地元神職の壮絶な争いが表面化。それらは属人的な問題だけではなく、神社界の構造的な問題も浮き彫りにした。…>


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by kogure613 | 2019-01-02 22:44 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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