初春文楽公演「冥途の飛脚」「阿古屋琴責の段」 ジョン・バダム『ハード・ウェイ』

2019/1/3(木)

初春文楽公演へ。

應典院に行く前の年末に国立文楽劇場であれこれ相談して予約した。

初日のわずかの席から、左側座席52番を予約。左側44番とか3番、あるいは、5列でも4番とかは高いところから舞台も太夫と太棹もばっちし楽しめる場所だなと確認。私の席は、前の人で少し影になるので、すこし頭を移動してほぼ大丈夫な席。でも、お人形をもう少し前でみたいかも。だったら、左側3列とかか。

国立文楽劇場 初春文楽公演の時間表がサイトにあったが、ほぼ同時刻で進行。午後4時からぴったりと始まっていた。

【第2部】

冥途の飛脚 近松門左衛門作

淡路町の段4:00pm 4:49pm

封印切の段4:52pm 5:53pm

道行相合かご6:03pm 6:30pm 野澤松之輔作曲、澤村龍之介振付

このあとお弁当タイム。餅まき3名、新しい緞帳のお披露目。近鉄グループや竹中工務店・・

壇浦兜軍記

阿古屋琴責の段6:55pm 8:04pm

冥途の飛脚」の最後の「新口村の段」が省略されていて、「道行相合かご」が大勢で賑やか。面白く演出されている。梅川のお母さんは京の六条珠数屋町。なんとなくそれらしい町名。

淡路町の段。<みをづくし、難波に咲くやこの花の、里は三筋に町の名も、佐渡と越後の合の手を通ふ千鳥の淡路町、亀屋の世継忠兵衛、今年二十の上はまだ四年以前に大和より、敷金持つて養子分、後家妙閑の介抱故、商ひ功者駄荷積づもり・・>

舞台の上に電光掲示されるので、どうしても太夫の前に言葉を頭に入れてそのあと舞台と太夫や太棹を楽しむという具合。

最初の亀屋の店のところを豊竹希太夫、竹澤團吾、道でどちらに行こうかと迷うところは、竹本文字久太夫と鶴澤藤蔵。結構滑稽な場面(情けない男の話だが)。

そして封印切。越後屋。豊竹呂太夫に竹澤宗助。三味線が活躍。

亀屋忠兵衛に吉田玉男、丹波屋八右衛門に吉田玉輝。八右衛門って顔が赤いので悪役だけど、この場合、忠兵衛も結構カットくる悪い性格やし、ちょっと男気出すし、でも、すぐに言いふらすしと善悪黒白つかぬところが面白い。


「冥途の飛脚」は大阪竹本座で17117月以前に初演ということしか分かっていない。ただ、1710年の実話がもとにあることが分かってきたので、11年の春ぐらいには公演されたのだろう。近松門左衛門が1653年生まれということだから57歳ぐらいの作品。1703年に曽根崎心中、晩年の心中天網島(1920,女殺油地獄(1721)の間。亡くなったのは172516日という。71歳ぐらいかな。


後半の、「阿古屋琴責の段」は歌舞伎のDVD、坂東玉三郎物で自分的におなじみ。

今回は、胡弓がなかなかの見ものなんだなと琴よりもぐっと来た。

歌舞伎では、岩永左衛門が人形振りをするのだが、こちらは人形なので、滑稽感はひとしお。いい音楽にうっかり馴染んでしまうところがおかしい。

竹本津駒太夫の阿古屋に、いい声の秩父庄司重忠役の竹本織太夫。少しホーメイぽい響き。

遊君阿古屋の人形使い。桐竹勘十郎。びっくりし、そのあと納得したのは、左手づかいも足づかいも顔を出している所。

そうか、そりゃ、琴、三味線、胡弓をエアで弾くのは、3人が主役だからだな。


映画を楽しむ。

ジョン・バダム『ハード・ウェイ』1991年、111

<ニック・ラング(マイケル・J・フォックス)は人気絶頂のハリウッド・スター。しかし、彼は従来のアイドル路線をやめて、大人の役を演じたいと切望していた。

 そんな中、ニックは偶然テレビで見たニューヨーク市警察殺人課刑事のジョン・モス(ジェームズ・ウッズ)に憧れを抱くようになり、彼と行動を共にすれば渋い刑事役がこなせると信じ、単身ニューヨークに渡る。上司の命令で渋々ニックのお守りをすることになったジョン。

 短気でがさつなジョンには、子供のようなニックは生理的に合わず、しかも、連続殺人犯パーティ・クラッシャー(スティーヴン・ラング)の追跡を、ニックのお守りのために担当からはずされてしまう。恋人のスーザン(アナベラ・シオラ)とのデートにしゃあしゃあとして現われるに至ってはモスも半ばあきらめ気味、ラングを手錠で繋ぐと1人で捜査に出かけてしまう。

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by kogure613 | 2019-01-03 22:36 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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