呉美保『そこのみにて光輝く』 佐々木譲『人質』 チューリヒ・バレエ「くるみ割り人形とねずみの王様」

2018/1/4(金)

呉美保『そこのみにて光輝く』2014年、120分、東京テアトル配給。

原作 佐藤泰志(1989年出版)

綾野剛 池脇千鶴

菅田将暉 高橋和也

火野正平 伊佐山ひろ子 田村泰二郎

80年代の函館を舞台に、過酷な生活状況の中で女という手段を使って家族を養う大城千夏とそれを知りつつ千夏に惹かれる男・佐藤達夫との愛を描いた作品。

<あることがきっかけで仕事を辞めた佐藤達夫(綾野剛)は、毎日酒とパチンコに溺れあてもなく生活している男。パチンコ屋に行ったある日、そこで粗野で人懐っこい青年・大城拓児(菅田将暉)に出会い家に招かれることとなります。拓児の家に招かれた達夫は、海辺の小さなバラックに一家4人が住むという非常に貧しい環境に驚きますが、家にいた大城の姉・千夏(池脇千鶴)に一目惚れをします。しかし、千夏には家族を養う為に愛人生活、そして売春をしているという大きな秘密があり、それを知った達夫はなんとか千夏が真っ当な生活を送れるよう奔走しているうちに、お互い心惹かれ結ばれます。>

(参考1

呉美保(オ・ミポ)

1977314 - 日本の映画監督、脚本家、CMディレクター。

<三重県伊賀市(旧上野市)生まれ[1]。三重県立名張桔梗丘高等学校、大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業。同期に山下敦弘、寺内康太郎、柴田剛がいる。

大学4年に在学中の1998年、CMや映像関係会社への入社を目指しての就職活動が難航する中で、ぼけが始まった祖父の記録をホームビデオで撮影した映像を大学の機材を使って編集した3分の短編『ハラブジ』が北海道・芦別で開催された大林宣彦主宰の映画祭「星の降る里芦別映画学校」で審査員賞を受賞。パーティー会場で大林に「映画の現場を見せてください」と直訴し、大学卒業後に大林を頼って上京する>

<告別(2001年、スクリプター)

なごり雪(2002年、スクリプター)

ハルモニ(2003年、監督)

酒井家のしあわせ(2006年、原作・脚本・監督)

ハチミツドロップス(2009年、脚本)

DORMO THE MOVIEI Love You」(2009年、監督)

オカンの嫁入り(2010年、脚本・監督)

サビ男サビ女(2011年、「くれえむないと!」監督)

そこのみにて光輝く(2014年、監督)※第88回キネマ旬報ベスト・テン1

きみはいい子(2015年、監督)※第89回キネマ旬報ベスト・テン10位>

(参考2

佐藤泰志の初期代表作「きみの鳥はうたえる」、三宅唱監督メガホンで映画化! : 映画ニュース - 映画.com https://eiga.com/news/20170206/11/

<佐藤さんの原作は、これまでに熊切和嘉監督作「海炭市叙景」(2010)、呉美保監督作「そこのみにて光輝く」(14)、山下敦弘監督作「オーバー・フェンス」(16)が映画化され、すべて佐藤さんの故郷である北海道・函館で撮影が行われてきた。函館の市民映画館シネマアイリス開館20周年を記念して製作される今作は、過去3作を手がけてきた同館代表・菅原和博氏が企画・製作・プロデュースを務め、オール函館ロケが敢行される。>

キャリア組が警察庁以外にも登場。

来見田秀也・・・総務省審議官から北海道庁役人。副知事ぐらいかな。

いや、すこし若すぎる。審議官というのが位が高すぎるのかも、課長級から道庁の部長級か。

みっとみない典型として描かれている。もちろん警察庁の刑事部長も同じだけど。

保守の政治家、楠木善男とその娘、私設秘書のいかがわしさ・・・ODA汚職とか北海道では有り得そうなものだし。

佐々木譲『人質』はるき文庫、角川春樹事務所、2014年、2012年単行本。

<五月下旬の札幌。生活安全課の小島百合は、以前ストーカー犯罪から守った村瀬香里と共にピアノのミニ・コンサートに行くことになった。ひと足先に、会場であるワイン・バーについた小島は、そこで人質立てこもり事件に遭遇する。犯人は、強姦殺人の冤罪で四年間服役していた中島喜美夫。コンサートの主役は、中島が逮捕された当時の富山県警本部長の娘だったのだ。これは単なる謝罪要求なのか――。圧倒的な緊迫感で描く、道警シリーズ第六弾!

[参考]『佐々木譲 著  人質 』https://ameblo.jp/kunasiritakepi/entry-12407848281.html より

<丁寧な描写で描かれた事件模様はたった一日の出来事。びっくり

冷遇されていても一警察官として誠実に生きる佐伯達がカッコいい!ラブ

基本、このシリーズは、「階級が上の警察幹部・キャリアは汚い事をやったり、責任を取ろうとしなかったり、出世争いに勤しんでいて、現場警察官の主人公達は出世争いには目もくれずに警官としての誇りを大事に日々汗を欠いて働いている」という姿勢で警察を描いている。

この対比は警察小説として定番の描かれ方だが、著者の取材力が高いのか、警察内部の動きとかがリアルで緊張感ある描写が描かれている。>

家の用事での外出のほかは録画チェックなど家中のんびり。

踊りがロシアンバレエの部分はそんなになくて、タップがあったり面白い動きがあったりで、飽きない。でもあっとこれで第1幕か、とか思ったりしたのは、原作が分からないからかも知れない。

1224日(月)【1223日(日)深夜】午前000分~午前425分 NHK BSプレミアム

◇チューリヒ・バレエ「くるみ割り人形とねずみの王様」(0:03:001:56:00

<演 目>

バレエ「くるみ割り人形とねずみの王様」(2)

振付:クリスティアン・シュプック チャイコフスキー作曲

<出 演>

ドロッセルマイヤー:ドミニク・スラウコフスキー

マリー:ミシェル・ウィレムス

くるみ割り人形/王子/ドロッセルマイヤーのおい:ウィリアム・ムーア

ピルリパート姫:ジュリア・トネッリほか

チューリヒ・バレエ団

チューリヒ・ジュニア・バレエ団

<合 唱>チューリヒ歌劇場女声合唱団

チューリヒ歌劇場児童合唱団

<管弦楽>フィルハーモニア・チューリヒ

<指 揮>ポール・コネリー

収録:201841315日 チューリヒ歌劇場(スイス)

[参考]

チューリッヒ・バレエ「くるみ割り人形とねずみの王様」 - 現代児童文学 https://blog.goo.ne.jp/buburu45/e/655773569425ca7d2e3565b0d28cb41f より

<有名なバレエ「くるみ割り人形」は、ホフマンの童話「くるみ割り人形とねずみの王様」を、プティバがバレエ用の作品として書き直したものです。

 今回の作品は、クリスティアン・シュプックがホフマンの原作に忠実に振り付けをしたものなので、より児童文学の要素が強くなっていて、児童文学者にとっては興味深いものになっています。全体に、ストーリーを重視した演劇的な演出になっていて、童話的な舞台美術や衣装も伴って、私のようなバレエの門外漢にも楽しめる物になっています。

 さらに、音楽はそれ自体がチャイコフスキーのバレエ音楽の古典として有名ですし、エマーソン・レイク&パーマーによるロック・ミュージックとしても、私たちの世代にはなじみ深いものです。 もともとファンタジーや童話は、バレエダンサーたちの超人的な動きと親和性が高いようで、普通の芝居として演劇化するよりもバレエにした方が、作品世界を伝えるのに適しているのかもしれません。出演しているダンサーたちのパフォーマンスはどれも魅力的なのですが、特に主人公のドロッセルマイヤー役のドミニク・スラウコフスキーの悪魔的な演技や動きは一見の価値があります。>

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by kogure613 | 2019-01-04 22:44 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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