黒川博行『封印』 セルジオ・レオーネ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』

2019/1/8(火)

観たことはあるが観出すとやめられなくてラストにたどり着く。そうだったんだっけ・・


セルジオ・レオーネ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』1984年、229分。


1984年製作のアメリカ・イタリア合作のギャング映画。セルジオ・レオーネ監督・脚本作品。禁酒法時代にニューヨークのユダヤ人ゲットーで育った二人のギャングの生涯を描いた、レオーネの遺作にして代表作。>

1920年代のニューヨーク。ユダヤ系移民の子、ヌードルスはある日、仲間たちと酔っ払いから財布を抜き取ろうとするが、一人の少年にそれを阻まれる。その少年はブロンクスからやってきたマックスといった。ヌードルスとマックスは最初こそいがみ合うものの、やがては友情で結ばれていく。禁酒法を利用して次々と犯罪行為に身を染めていく少年たちは、束の間の栄光を味わう。しかし、彼らの挫折は思わぬところで待ち受けていた・・・・・・。

やがて時が流れ、老け込んだヌードルスは、再びニューヨークに戻ってくる。彼の元に一通の手紙が届いたのだ。かつての面影をわずかに残すほどしかなかった老人を、再び呼び戻した人物とは、一体誰なのか。>

ロバート・デ・ニーロ

ジェームズ・ウッズ

エリザベス・マクガヴァン

ジョー・ペシ

ジェニファー・コネリー

読んでいた小説。

黒川博行『封印』文春文庫、1996年、1992年単行本。パチンコ業界について、黒川世界ではいろんな知らない裏の日本が見えて面白い。

<大阪中のヤクザが政治家をも巻き込んで探しているとは何なのか。事件に巻き込まれた元ボクサーの釘師・酒井は、恩人の失踪を機に立ち上がった。長篇ハードボイルド。(酒井弘樹)>

[参考]

封印 - 雑途往還 http://www.zatopek11.net/index.php?%E2%97%8E%E5%B0%81%E5%8D%B0 より

<【ボクサー崩れの酒井は、恩人・津村のパチンコ店で働く釘師。ある日苦情に対応したが、以後査察や業者の取引中止が相次ぎ、何者かに身に覚えのないを渡せと脅迫され、ついには津村が失踪する。大阪中のヤクザが警察OBをも巻き込んで探している物とは何か。酒井は封印を破り、自らの拳をふるって立ち向かう。】

 網膜剥離でチャンピオンの夢が断たれたボクサー崩れ。その設定がもうハードボイルドそのものというか、日活アクションの定番ヒーローといった感じであり、釘師として生きることに決めた主人公が恩人の危機に立ち向かうのも、二度と使わないと誓った拳の封印を切るというのも仁侠映画のカタルシスに近い。つまりは私好みのストーリーだということになる。

 そういう意味ではやや黒川博行にしては類型の雛型に囚われすぎたのではないかという恨みは残る。案外、この作品は本格推理小説作家からハードボイルド作家に転進していく挨拶代わりの習作という位置付けなのかも知れない。そうなると主人公が誓いを破って拳を振るうまでの展開と、その後の展開とでは作品の色合いが異なっていくのも、黒川自身がこの瞬間に作家としての方向性の封印を解いたと穿ってみるのも面白いような気がする。

 当然、事件の背景となるパチンコ業界の暗部や錬金術のからくりなどは精緻に渡って描写され、ジャンルが変れども黒川博行の執筆姿勢に一切のブレはない。開店を待つパチプロたちが集まる喫茶店の存在は『海の稜線』でも描かれていたと思うが、こういう小さな舞台設定をきっちりと描くことの積み重ねがあって黒川博行の関西アンダーグランドが構築されていくのだろう。>

2回生ゼミ。

お昼休みにピザ&寿司パーティ。

10年ぶりぐらいにお皿とか箸を使う。少し足りなかったが、お世話してくれた自治委員が手早くやってくれる。全員が参加。最初以来かも。

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by kogure613 | 2019-01-08 21:02 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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