平野啓一郎『ショパンを嗜む』
2019年 01月 26日
2019/1/26(土)
大学院関係。
雪。
読んだ本。
ロスチャイルド家とショパンとか、いろいろ知らないことが多いので、楽しめた。
平野啓一郎『ショパンを嗜む』2013年、音楽之友社。
<『音楽の友』(2009-2010年)連載の単行本化。ショパンとドラクロワを主人公とした平野氏の長編小説『葬送』の取材メモを元に、ショパンにまつわる場所や人間関係などを、読み物としておもしろく、時にはエッセーふうに語る。連載にはなかった、ショパンの住居を示した当時の地図やポーランド取材記、曲目解説などに加え、巻末にはショパンにまつわる人物のポートレート一覧も入れた、ショパンファン&平野文学ファン待望の一冊。>
〈参考〉
ロスチャイルド家と作曲家たちhttps://ebravo.jp/harusai/archives/2655
<ヨーロッパの大財閥にして貴族であるロスチャイルド家(ドイツ語ではロートシルト家)。18世紀ドイツで事業に成功してからヨーロッパ各国に勢力を拡大、その当時から各国で芸術家のパトロンとしても名を残し、その伝統は現代でも続いている。
この演奏会では、その直系のバロネス(女性の男爵の称号)にしてソプラノ歌手、世界中を股にかけて活動するシャーロット・ド・ロスチャイルドが、現代イギリスを代表するクラリネット奏者マイケル・コリンズ、アイルランドの代表的なピアニストの一人マイケル・マクヘイルと共に、一家にゆかりのある作曲家たちの作品を届ける。
ロスチャイルド家の家族に献呈されたショパンやロッシーニ作品や、「黄金の本(著名な作曲家直筆による曲集の編纂された本)」よりメンデルスゾーンやプーランク作品など、時代と国を超えた佳品たちを、敬意と愛情を込めてシャーロットが歌声で届ける。>