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倉橋耕平『歴史修正主義とサブカルチャー』 バラフェス前半

2019/3/8(金)

録画していた、バラフェス前半。4つのグループの最後に、音遊びの会のザ・マサハルズが登場していた。あと、テルミン、手話エンターテインメントと、吃音症の高校3年生ラッパー。

校務。一区切り。

『歴史修正主義とサブカルチャー』、読み終えた本。歴史ディベートをすることで、歴史修正主義のマイナーな説を主流派の説と対等に扱うことができる。

227「歴史修正主義の知のあり方は、徹底的にアマチュアリズムと市場原理を前提にしている。アマチュアたちの集合知は、言語空間に参与することで構築されていったのだった。すなわちエンゲイジメントすること(「論破」したり、「いいね!」したり、「拡散」すること)で承認エオ得る言説の存立のさせ方が主流となっている。>

倉橋耕平『歴史修正主義とサブカルチャー』 (2018年、青弓社ライブラリー)

<メディアにヘイトスピーチやフェイク・ニュースがあふれ、「右傾化」が懸念される現代日本。「歴史修正主義(歴史否定論)」の言説に対する批判は、なぜそれを支持する人たちに届かないのか。

歴史修正主義を支持する人たちの「知の枠組み」を問うために、歴史を否定する言説の「内容」ではなく、「どこで・どのように語られたのか」という「形式」に着目する。現代の「原画」としての1990年代の保守言説を、アマチュアリズムと参加型文化の視点からあぶり出す。

「論破」の源流にある歴史ディベートと自己啓発書、読者を巻き込んだ保守論壇誌、「慰安婦」問題とマンガ、〈性奴隷〉と朝日新聞社バッシング――コンテンツと消費者の循環によって形成される歴史修正主義の文化と、それを支えるサブカルチャーやメディアの関係に斬り込む社会学の成果。>

「コンバージェンス」・・収斂、集中すること

29-30<近年では、ヘンリー・ジェンキンスが指摘するように、上(メディア文化生産者)から駆動する文化と、下(メディア文化消費者)から駆動する文化の緊張関係が注目されている。ジェンキンスの議論のポイントは、複数のメディア・プラットフォームが集中していくこと(convergence)、それに人々が参加していくこと(participation)、そして集合的な知(collective intelligence)が形成されることになる。>
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by kogure613 | 2019-03-08 22:03 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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