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坂手洋二『バートルビーズ』(戯曲)

2019/5/15(水)

戯曲を読んでいる。

行間とト書き。小説よりもより補助線を自分で入れる必要があるし、今は、坂手洋二さんの戯曲(彩流社、2017)なので、観たことのある戯曲と観ていない戯曲だと読み方がずいぶん違う。

ただ、まだ途中だが『たった一人の戦争』(201112月に観たはず)は、特に最初の客入れの特殊さが強烈に自分の身体の記憶に残っているので、入りやすい。具体的にAIHALLのあの入り口というように。ただ、会話などは1割ぐらいしか覚えていないので、新鮮に読み進めている。

他方、読み終わった『バートルビーズ』。観たこともなかったし、モノローグの長さ、複数のシーンが時代も場所も違うので、ふしぎな台詞の行き来。後ろに解説や作品ノートがあるので、かなりユニークな演出だということは分かるし、明るい原作ではないこともあり、とても観たいかというとどうなのだろう。でも、「できれば私、そうしないほうがいいのですが」というリフレインはいまの日本を浮かび上がらすのかもしれない。東日本大震災後、2015年の公演。

ゼミ生たちが「わたし、定時で帰ります。」が面白いというので録画していて、それを帰って観る。主人公は残業はしないが、「できれば私、そうしないほうがいいのですが」タイプではなかった。

5話。

ある日ランダー社から緊急の要件だと呼び出される制作4部のメンバー。先日OKがでたはずの20周年サイトのデザインに「ピンとこない!」と言われ、困り果てる結衣(吉高由里子)たちであったが、「桜宮さん(清水くるみ)に任せておけば問題なし!」と笑顔で中西(大澄賢也)らに言われ、桜宮との関係を不信に思う

数日後、吾妻(柄本時生)に呼び出されて外にでると、ランダー社の草加がいて、中西らと一緒に露出の多いユニフォームを着てランニングをする桜宮の動画を見せられる。

その話を聞いて憤慨する結衣はランダーへ打ち合わせに向かうが――。>

イベントデザイン演習。

産業イベント、後半はそのなかのファッションショーを取り上げる。

ただ、ちょうど葵祭の日だったので、葵祭について、すこし調べてもらう。同時に、結構この日にも産業イベントがあることがわかったので、それもチェックしてもらう。一方的に伝えるのではなく、まず、グループで調べべたり、考えたり(産業イベントにおける成功と失敗とはなにか)するように工夫する。

今日で5回目なのに、4回目の資料に⑤としてしまっていて、来週訂正必要。


by kogure613 | 2019-05-15 22:10 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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