人気ブログランキング | 話題のタグを見る

近畿大学文芸学部文化デザイン学科 劇場文化論

2019/5/16(木)
授業をするというのは、受講者の反応をみつつ対応することができれば、これはなかなかに楽しいしスリリングである。
昨日は、演習という名前で30人余なので、前半はグループで調べて発表するという形。これはずっとやり続けている。内容も、今年は、ローザンヌのバレエコンテストを事例にしたり、今日は、ヨウジヤマモトのパリコレの映像を使って、産業イベントでもあるファッションショーを取り上げ、その目的や芸術としての要素などを考えるというものに。

近畿大学文芸学部文化デザイン学科での劇場文化論は、出席者は80人余ぐらいだが、前回の参加カードの質問がなかなかに多様。舞台芸術コースの受講者などは、唐十郎のテント公演について、劇場の機能としての「闇を作る」へのアンチとしてアングラ演劇があったことを示唆するコメントをしていて、それへの言及をする。

歴史文化学科の受講生たちは伝統芸能を古典学習として真正面から捉えているし、講談も神田松之丞さんのおかげで身近になっていて、その時々の流行との相関があるんだなあと。もちろんだが、通常の授業もその時々のライブなイベントである。


後半は、立川志の輔さんの「歓喜の歌」。

by kogure613 | 2019-05-16 21:18 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

こぐれのぶお・小暮宣雄 写真は春江おばあちゃんと・サボテンの花嬉しく 


by kogurenob