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the nextage 2019『アンティゴネ』『うちの子は』インディペンデントシアターセカンド

2019/5/18(土)

近畿大学の舞台芸術専攻の学生たちの演劇。

恵美須町に久しぶりに降りる。

インディペンデントシアターセカンド(160席)。

the nextage 2019。13時過ぎから。

まずは、女子(ギャル)たちのギリシャ劇『アンティゴネ』80分弱。

作:ベルトルト・ブレヒト、訳:谷川道子、演出:松本修。

パルコ・プロデュース、栗山民也演出「アンチゴーヌ」をテレビ録画で観ていたこともあり、こういう風に短く、コロスの機能、振り付け(相原マユコ)でによって、違う様相になるのか(でもストーリーは基本同じ)と思いつつ、楽しむ。アンティゴネ、本宮真緒のほか、女子で、クロモン:浦塚理央、そしてクレモンの息子ハイモンに松下美波。もともとは歌もあったという。でも、踊りでそれをカバー。ラストの沈鬱な踊りなど見せ場多く、衣装もすっきりと可愛い(コギャル?)。

パルコ・プロデュース、栗山民也演出「アンチゴーヌ」に蒼井優×生瀬勝久 https://natalie.mu/stage/news/248259
<栗山民也が演出を手がける本作は、フランスの劇作家ジャン・アヌイの代表的な悲劇作品。法と秩序を守り、権力者として政治の責任を貫こうとする冷静な王・クレオンと、自分の良心に従って信念を貫くオイディプス王の娘・アンチゴーヌの姿を描いた物語だ。>

10分間の休憩のあと、やはり80分弱で『うちの子は』。

作:ジョエル・ポムラ、訳:石井恵、演出:松本修。

当日パンフによると<この作品は「家族手当基金」の委嘱を受け、ノルマンディー地方の福祉施設でのインタビューや俳優らの個人的な体験談に取材して書かれた>という。

短い10話から構成され、前半の役者さんが違う様相で出演、こちらだけの役者さんもいる。留学生も。

1)臨月の女性。男は何も語らない。親とは違う子育てを夢見る。

2)離婚して娘に会っている父親。でも娘はもう会わなくてもいいと言い。

3)鉱山で働けなくなった父親と息子の関係。女は福祉職員。父親に生き方が見つからず。

4)電車の中。母親が娘にくどくどと言う。周りが反応。

5)子供のない夫婦に突然、自分の赤ん坊をあげるという若い女。

610歳の息子にしがみつくどうしようもない母親(松下美波)。

7)父親(松本修)にはなりたくない息子。こういうパタンが多い。

8)出産風景。胎児が出たがらないのか、妊婦(馬場朱里)が問題か。

9)薬中か何かで死んだ息子の確認。付き添った友人である母親。警察。

10)駄目な母親(松下美波)が娘のところに。どうして離れていくか。

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by kogure613 | 2019-05-18 23:01 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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