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新藤宗幸『官僚制と公文書: 改竄、捏造、忖度の背景』

2019/6/4(火)

読んだ本。

新藤宗幸『官僚制と公文書: 改竄、捏造、忖度の背景』 (2019年、ちくま新書)

ほんとに目を覆う世界だが、よくまとまっていて、とても頭の整理に役立った。

「官房」という戦前臭の言葉をやめてしまうという発想が自分にはなかった。

内閣官房と内閣府、確かにダブっているし整理必要。

筆者は、首相府だけにすっきりさせること、政治的任用のみにして、各省からの出向はなしに。


<官僚や官僚機構の劣化は、眼を覆いたくなるほど凄まじい。歴史への責任をともなう公文書の改竄、数々の立法および行政上のエビデンス(根拠)の捏造。エリート官僚たちによって勤勉に偽装作業が繰り返されていた事実が、次々と発覚している。いつから日本の官僚機構は、これほどまでに壊れてしまったのか。人事をふくめた組織構造、意思決定、情報公開法や公文書管理法など、官僚統制のシステムを問いなおし、「官邸主導」の暴走をえぐる。>

序章 官僚制を揺るがす公文書管理(官僚機構の「危機感」
前代未聞の決裁文書の改竄 ほか)
第1章 官僚制の組織構造と行動(戦後民主改革と調和しているのか
官僚制組織に内在する非民主的構造 ほか)
第2章 官僚制の意思決定と情報公開法・公文書管理法(情報公開法の制定と論点
遅れてきた公文書管理法の制定 ほか)
第3章 政権主導の意思決定システムと官僚制(安倍政権の「官から政」とは
政権主導の装置としての内閣官房強化と有識者会議 ほか)
終章 壊れる官僚制をどうするか(「政権主導」の功罪

「政治主導」の意義を取り戻す ほか

p186
<…官房副長官を局長とする内閣人事局の人事権限は、内閣府の枢要な官僚である政策統括官にもおよぶ。実際、政策統括官に首相サイドからみて「有能」と思える各省官僚を任命しており、また逆に、省の事務次官職に政策統括官を送り込むといった人事が目立っており、伝統的の「官庁の自治」とされてきた官僚のキャリアパスは、「破壊」されつつあるといってもいい。>

バス停からおりると動く大きなGRコード。

部長会で、そうか、北村先生のゼミ生の優秀作品を読み込めば見えるという仕掛け。

先生の環境デザインは細いつつが並んで揺れるというのは一つの大きな特徴だったなとあとで気づく。

2回生ゼミ、暑いので(冷房が調整できない)、アイスクリームをみんなで食べる。

18時から役所で会議。結構議論があって2時間半を過ぎていた。

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by kogure613 | 2019-06-04 23:09 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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