人気ブログランキング |

国立国際美術館『抽象世界』『コレクション特集展示 ジャコメッティと Ⅰ』

2019/6/13(木)

近大のあと、17時京都での会議の間の時間で、国立国際美術館へ。

見終わってから、科学館の周りやエントランスも観察しておく。

a0034066_07100684.jpg

企画展は、割とこじんまりとした印象。そんなに時間をかけるということもないので、図録を読んだりしてもう一度観る。

『抽象世界』

http://www.nmao.go.jp/exhibition/2019/chusyo.html

いま抽象芸術が復活しています。前世紀初頭の前衛芸術としての抽象と戦後美術批評に擁護されたアメリカの抽象が、美術史上の主要な先例であり代表的動向でもある抽象芸術が、近年ヨーロッパとアメリカにおいて注目を集めています。

1970年頃のいわゆる絵画の死が、続く時代の絵画の端緒となり、80年代以降の美術活動は、進歩史的な美術観から解放され、美術遺産と柔軟な関係を結びました。抽象芸術は80年代以降、先行する抽象的な作品だけではなく、過去の美術の様々な概念や手法を活用してきました。そうして、融通性があって、混成的で、拡張的なものとなりました。創成期の絶対性は効力を喪失し、モダニズムの教条主義を超克した現況下に、新しい抽象芸術が誕生しています。

本展の焦点は、1980年以降今日までの約40年間のヨーロッパとアメリカの抽象芸術です。80年以前に活動を開始した歴史的な美術家の作品も含みつつ、独創的で魅力的な抽象作品を、絵画を中心に彫刻も交えて紹介する貴重な機会となります。

出品作家

エルズワース・ケリー(1923-2015) ラウル・デ・カイザー(1930-2012

ダーン・ファン・ゴールデン(1936-2017) フランツ・ヴェスト(1947-2012

ジョン・アムレーダー(1948-) ギュンター・フォルグ(1952-2013

ミハエル・クレバー(1954-) クリストファー・ウール(1955-

ハイモ・ツォーベルニク(1958-) ウーゴ・ロンディノーネ(1964-

トマ・アブツ(1967-) スターリング・ルビー(1972-

リチャード・オードリッチ(1975-

『コレクション特集展示 ジャコメッティと

結構、時間をかけて鑑賞した。セザンヌ、ピカソやカンデンスキー、モランディ・・・・

あと1950年代からの社会政治的な絵画も新鮮だった。

http://www.nmao.go.jp/exhibition/2019/giacometti.html

20世紀最大の彫刻家であるジャコメッティの研究において、哲学者・矢内原伊作(1918-1989)の存在はとても大きなものです。矢内原は1956年から1961年の間に繰り返し渡仏し、そのモデルを務めました。しかし、矢内原をモデルとしたブロンズ彫刻のうち完成に至ったのは二作品のみで、すべての鋳造を合わせても七体しか現存が確認されていません。そのうちの一つが2018年に国立国際美術館のコレクションに加わり、日本では初の収蔵となります。当館では油彩による《男》(1956)を2013年に所蔵しており、「見えるものを見えるとおりに」表現するべく、ジャコメッティが人生を賭して取り組み続けた絵画と彫刻の両方を観ることができます。

本展では当館のコレクションに加え、矢内原に縁のあるジャコメッティ作品をお借りし、ジャコメッティと矢内原の世界に迫ります。また、モデルを務める間に書き留めた手帖に加えて、パリなどで撮影した写真を全公開致します。合わせて、ジャコメッティが生きた時代を中心に、絵画や彫刻による人物像の表現も所蔵品よりご紹介します。


トラックバックURL : https://kogure.exblog.jp/tb/239312174
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by kogure613 | 2019-06-13 21:59 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

こぐれのぶお・小暮宣雄 写真は春江おばあちゃんと・サボテンの花嬉しく 


by kogurenob
カレンダー