ジョー・ライト『ハンナ』 NHKでロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団演奏会
2019年 07月 01日
2019/7/1(月)
市役所と郵便局によってから大学。
3回生ゼミでは、インターンシップとかもこれから経験するので、自分の大学学部学科ゼミを紹介できるようにしようと、模擬面談をすこしする。
帰って、録画2つ。
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団演奏会(0:03:00~1:30:30)
<曲 目>
ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58 ベートーベン 作曲
ソナタ ハ短調 K.11 スカルラッティ 作曲(アンコール)
交響曲 第2番 ニ長調 作品73 ブラームス 作曲
<出 演>ピアノ:イエフィム・ブロンフマン・・・・指が鍵盤の上をなでているだけで音が鳴るような感じ。
ベートーベンに比べて、ブラームスの音楽への興味が少ない自分。どうしてなんだろうと聴いていたが、やっぱりわからなかった。最終楽章とかは結構いい感じに乗れたが。
遺伝子操作で強くなった少女の活躍。アクションを楽しむものだが、彼女がキスをするかしないかというあたりだけ、ちょっとヒューマンな気持ちにはなる。
ジョー・ライト『ハンナ』112分、2011年
<ハンナ(シアーシャ・ローナン)はプラチナブロンドの16歳の少女。北極に近いフィンランド森林地帯の人里離れた電灯もない小屋に、父エリック(エリック・バナ)と2人きりで住み、日々サバイバル能力を磨いている。ハンナは父に教わり、英語、ドイツ語、スペイン語、アラビア語もマスターしていた。
小屋にはラジオもテレビもなく、読める本は英語の百科事典とハンナが隠し持つグリム童話だけ。そのグリム童話の本には、若き日の母の写真が忍ばせてある。>
<「私の用意はできているわ」としきりとせがむハンナに、ある日、父は「この装置のスイッチを入れれば外界に出ていける」と教える。父が狩りに出ている間に、ハンナは決心して装置のスイッチを入れる。すると、米国CIAエージェントのマリッサ・ウィーグラー(ケイト・ブランシェット)がその信号に気づいた。 ハンナが装置を作動させたことを知った父は、髪を切り髭を剃り、スーツ姿で一人小屋を離れる。間もなく、ヘリコプターでCIAエージェント率いる一個小隊が小屋を襲った。2人の兵隊をたちまち片付けたハンナだが、彼らに囚われ、どこかに拉致される。
https://shado-farm.jimdo.com/2016/05/21/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%8A-%E3%83%8D%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%AC%E6%B3%A8%E6%84%8F-%E3%81%82%E3%81%81%E3%81%A3-%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AB%E5%BF%83%E8%87%93-%E5%A4%96%E3%81%97%E3%81%A1%E3%82%83%E3%83%80%E3%83%A1%E3%81%A0%E3%81%8A/
<謎の美少女ハンナを演じるのはシアーシャ・ローナン。『つぐない(本作と同じ監督作)』'07『ラブリーボーン』'09とはまるきり違う役柄を演じている。この後、本作と同年公開『天使の処刑人バイオレット&デイジー』’11のコスプレ殺し屋少女や、『ザ・ホスト 美しき侵略者』’13のエイリアンがのり移って二つの人格を宿す少女、『わたしは生きていける』’13の終末世界を生き抜くゴス少女など、少々クセのあるキャラクターばかり印象に残っている。そんな彼女も、『ブルックリン』’15での演技が評価され、受賞は逃したものの2016年第88回アカデミー主演女優賞にノミネート。>
<しかし、実はこの作品で個人的に注目したのはCIAエージェント・マリッサを演じたケイト・ブランシェット。『エリザベス』’98、『アビエイター』’04、『バベル』’06、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』’08や、ラストシーンで心が逝ってしまった表情に胸震えた『ブルージャスミン』’13(米アカデミーはじめ主演女優賞総なめ!)などなどなどで、今や大女優の一人。『ロード・オブ・ザ・リング』’01-‘03『ホビット』’12-‘14シリーズのガラドリエル役で披露した神々しいばかりの魅力も印象深い。いや正直、なんで本作に出たの?ってくらい不思議なのだけど(それを言うとなぜこの監督がこの脚本を?に尽きるかも)、そこはそれ、強烈に不気味で恐ろしい存在感を発しておられます。しかーも! 『キャロル』’15でやはり第88回アカデミー主演女優賞にノミネート!>