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『さなぎダンス#12』メタモルホール エイチエムピー・シアターカンパニー『女殺油地獄逢魔辻』浄土宗應典院本堂

2019/7/14(日)

14時から、劇団態変のメタモルホールで、さなぎダンス#12

神戸女学院大学同期のお二人。山根海音「D.I.V.E」。音源がずいぶん変わる。

まず、その姿、天使の羽。振り切る感じ。

孔麻璃子「Line+」。椅子。移動。少し神経質な感じ。どこか、抑制的。

態変の3名。ソロつなぎ。最後に一緒。「問答無用」(監修:金満里、選曲なども)。

下村雅哉(知ったかぶり)、小泉ゆうすけ(身の程を知る)、渡辺あやの(他人の目を気にするのを克服)。やっぱり、渡辺さんを中心に楽しむ。これからが楽しみ。下村、小泉はキレッキレ。

最後に、山根さんと孔さんが一緒につくった「gerbera」。いやあ、10分があっという間。

8/14でアバンギルで黒子さんらが出る公演に、20分にしてこの「gerbera」をするらしい。行かねば。

17時半。浄土宗應典院本堂。なんと、阿弥陀仏が観ているお芝居だった。

辻が十字路。ゴムづかい。これが、笠井さん独特の美術。

野崎詣り。これは、落語でずいぶんおなじみ。喧嘩の話。そういう導入だったかと、『女殺油地獄』がなんか新しく感じる。

もちろん、かなりスピーディ。勘所のみ。でも、動きはゆっくり、様式化。家系図はわかりやすく(でも、少し早く消えるのでさっとみなくちゃいけない)。やっぱり、結構ややこしい関係だよな。現代人が最初と最後に登場。

歌、面白い。ただ、ちょっと歌詞が聞き取れないところがあって、これ映してもらってもよかったかも。

エイチエムピー・シアターカンパニー〈現代日本演劇のルーツ〉『女殺油地獄逢魔辻』85分。

原作:近松門左衛門『女殺油地獄』 作:西史夏

演出・舞台美術:笠井友仁

http://www.hmp-theater.com/info.html

<大坂を舞台に描かれた血と油にまみれた悲劇を現代の視点から再編

洗練された演出と俳優の豊かな身体性で日本の名作戯曲を現代化し、注目を集めているエイチエムピー・シアターカンパニーの新作は、江戸時代に活躍した人形浄瑠璃の作者、近松門左衛門の『女殺油地獄』を上演します。

実際に江戸時代に起こった衝動殺人を題材にしたこの問題作をシュルレアリスム的感性で描きます。>

<時は享保。本天満橋の油屋の次男・与兵衛(水谷有希)は仕事もせず放蕩三昧の日々を送っていた。

ある日、能勢の法印(有北雅彦)・比丘尼(髙安美帆)と名乗る道の芸能者に出会う。本当の名は他にある長年感じていた孤独をふと吐露する与兵衛。一方、罪深い過去と孤独を抱える女がもう一人いた。向かいの豊島屋(ナカメキョウコ)の女房、お吉(原由恵)である。

やがて二人の間にあった秘密が、悲劇を引き起こす。>

髙安美帆 森田祐利栄 米沢千草 ナカメキョウコ 水谷有希 原由恵 田口翼 有北雅彦

ダンスを観て、演劇を楽しむ。

私は、個人的に十分幸せである。

でも、「民主」という政党が、自由民主党、国民民主党、立憲民主党、社会民主党と4つもあるのに、本当にデモクラシーの日本になっているのか。

1%の上と99%の下。前者が支配しているのが現実なのだ。

この動画の事実にふれると、https://twitter.com/CLAIR_DE_LUNE0/status/1125238273893232643/video/1

自分を若い人に何かを言わねばという気持ちが起きてしまう。

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by kogure613 | 2019-07-14 22:04 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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