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古藤只充『十二月のコオロギ』CD 平野啓一郎『本の読み方-スロー・リーディングの実践』

2019/9/2(月)

古藤只充さんとは会ったことがない。

故ひがしのひとしさんらと若いときに関西で歌ってはったという。ひがしのさんは、古藤さんを早くからデビューさせたいと思っていたと聞く。


しみじみと歌詞

時にシュール

例えば「背中の中でコオロギ」

声は若々しく

風景は新鮮で


60歳代後半でのCD発売。家で妻と聞いて、声が直接聞こえるようで驚いた。

シンプルなメロディーながら、歌詞がとても深く、切ない。研究室でずっと聞いていた。

古藤只充『十二月のコオロギ』( Solitude Records /SR-201901

https://www.facebook.com/profile.php?id=100011384462992&__tn__=%2Cd*F*F-R&eid=ARCdq0-IGUJPXDI3XWIYSYSbkaJvOnJXPC3AHhMahDCc_zTQXkTKa4udQMVKErCMwqnKHmInUf8NLTfi&tn-str=*F

1970年代初頭から地道に歌いつづけてきた対馬在住の唄うたい・古藤只充の記念すべき第一作。歌とギター、ほんのすこしのストリングスを加えただけのシンプルで静謐な唄世界は聴くものの心を深く捉えてはなさない。言葉の一つひとつにこの唄うたいが過ごしてきたいくつもの夜が重ねられ、言葉を運ぶ息遣いはいま・ここに・生まれ・起こりつつある同時代の諸相と内奧の葛藤劇を訥々と物語る。深さを湛えながら澄みわたる紺碧の海のごとき清冽な唄の佇まい。季節はずれのコオロギに自らの唄うたい半生を仮託して丹念に綴られた同時代ノート。「いま、唄に何ができるか」そのささやかな回答がこのディスクのなかにある。2019作品、「昨日から島はもう完全な秋。夜に窓を閉めて寝るのは、寒いのと虫の声が少しだけやかましいから。でももうそんなに何度も聞けるわけでもない秋の虫の声、今夜は少しだけ窓を開いて布団に入ろう。」 2019年晩夏 古藤只充

1.コオロギ 

2.海辺のワルツ 

3.まだ日も暮れないうちから 

4.魚たちの見た夢 

5.ツバメの親子  

6.やむを得ぬ夜 

7.どこかで誰かが 

8.鳥はどこで死ぬのかな  

9.人は忘れたふりをして  

10.十二月のコオロギ 

11.流れ星 

12.小さなお前の一日に 

Performed by 古藤只充 Vocal, Acoustic Guitar, Othermusical instruments

Produced by 古藤只充

古藤只充(ことう・ただみつ) 1951年、長崎県対馬市に生まれる。1971年より関西を中心にライブ活動をスタート。70年代初頭に今は伝説の大阪中崎町の喫茶店「ろうじい」を共同経営しながら音楽活動を続ける。この時期に知り合ったミュージシャンは、ひがしのひとし、田中研二、山本シン、古川豪、みやさとひろし、シバ、友部正人、チチ松村(GONTITI)などなど。80年代半ばで音楽と決別して故郷の対馬へ帰り介護の世界へ、2013年、サラリーマン生活に別れを告げライブ活動を再開。現在、故郷の対馬で配偶者、2匹の猫に囲まれつつ曲を作る日々。>

ゆっくり読んだ本。

平野啓一郎『本の読み方-スロー・リーディングの実践』PHP文庫、2019年、2006年に刊行された作品。

大事に小説を読まねばと反省さられる。そして、読んだことのある小説こそ、今度はゆっくり深く読むことが勧められて、なるほど、これで退職後のたのしみができたと思う。

P241に、議会答弁のこつを先輩から教えられたことと同じことがかいてあった。昔なので、相手の主張を要約したあとは「しかし」ではなく「さりながら」で自分の主張をせよと教えられた。

<私たちも会議などで一方的に自説を主張するばかりの人には、何の説得力も感じない。また、周囲の反論が理解できず、がなり立てるだけの人も、相手にされないだろう。スマートな議論をするためには、「相手の意見理解しかし、否定自説の展開」という形式が一番効果的だ。反論が出ることを予想して、「確かに、こういう見方もあるでしょうが、しかし~」と先手を打っておくのも手だ。>
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by kogure613 | 2019-09-02 22:01 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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